○議長(鳥海努君) 日程第4、諸報告を行います。 初めに、議会報告を行います。 事務局長をして報告をいたさせます。 局長。
◎事務局長(平川保男君) 命により議会報告を行います。 初めに、
特別養護老人ホーム調査特別委員会の現地調査は、1月17日、18日に、福井県金津町の特老施設ひばりが丘寮を視察研修いたしました。 次に、1月22日に埼玉県知事公館で開催された、知事と市町村議会議長との懇談会に議長が出席いたしました。 次に、1月23日、蓮田市議会から都市計画事業の視察に来庁されました。当議会から副議長が応対に当たりました。 次に、1月24日、上尾市で開催された
足立北部正副議長会臨時総会に議長、副議長が出席いたしました。当日は定期総会の日程、先進地視察について協議決定いたしました。 次に、1月28日、佐賀県小城町議会から
クリーンセンター運営状況について視察に来庁されました。当議会から
文教民生常任委員長が応対に当たりました。 次に、2月17日、菖蒲町議会から議会運営についての研修視察に来庁されました。当議会から副議長が応対に当たりました。 次に、2月20日に
県民活動総合センターで開催された上尾・
伊奈広域行政協議会総会に正副議長ほか4議員が出席し、平成3年度補正予算及び上尾・伊奈広域公園整備の取り組み状況等について審議決定いたしました。 次に、2月24日に浦和市で開催された町村議会議長会の正副議長及び
事務局長合同研修会に正副議長、事務局長が出席いたしました。当日は、県地方課課長補佐諸貫 尭氏を講師に、当面する地方行財政の課題について研修いたしました。 次に、2月26日、伊奈町役場で伊奈町、吹上町議会合同の議員研修会が開催されました。当日は、
市町村セミナー研修部長阿部孝夫先生を講師に招き、これからの国際化と町づくりについて研修いたしました。 次に、3月2日、浦和市で開催された
県町村議会議長会定期総会に議長が出席いたしました。総会では、平成4年度予算等全議案が承認されました。議事終了後各種表彰があり、沢田猛議員には議員在職15年以上の功績により、全国議長会並びに県議長会長より表彰されました。なお、鳥海議長には特別功労により、全国議長会より表彰されました。謹んでお祝いを申し上げます。 次に、監査委員から地方自治法第 235条の2第3項の規定により例月出納検査の結果報告がありました。写しをお手元に配付してございます。ごらんくださるようお願いいたします。 次に、今期定例会に地方自治法第 121条の規定により提出議案等の説明のため出席を求め、あるいは委任を受けて出席された関係者は説明員席にご着席の方々でございます。
○議長(鳥海努君) 以上で議会報告を終わります。
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△町長の行政報告
○議長(鳥海努君) 次に、町長から12月定例会以降の行政についての報告をしたい旨、発言を求められておりますので、町長の発言を許可いたします。 町長。 〔町長 小林昭一君登壇〕
◎町長(小林昭一君) まず冒頭に、ただいま議会報告の中で拝聴いたしました、それぞれの立場で表彰を受けられました議員の皆様、まことにおめでとうございます。 本日、ここに3月定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては公私ともに特にご多端の中を差し繰りご出席を賜り、まことにありがたく厚く御礼申し上げます。 なお、本来ならここに故田村議員も出席していただけるところでございますが、先ほどの鳥海議長の追悼演説のとおり、惜しみても惜しみ足りない大切な方を失ったことは私どもにとりましてもまことに残念でなりません。今後は、故田村議員の残された遺志をも私も胸に刻み、よりよい町づくりのために精魂を尽くしてまいりたいと存じます。故人のご冥福を私どもも心からお祈り申し上げ、そしてまた御加護も賜りたいと念じているところでございます。 去る3月2日が故田村議員さんの四十九日に当たりました。私もお伺いし、ご霊前に香をたむけさせていただきましたが、議員さん方の中でも何人かの方がお伺いをされておりました。私からもお礼を申し上げたい気持ちでいっぱいでございます。 ここに開会された3月定例会は、新しい年度に向けての極めて重要な定例会であると存じます。どうぞ、これからご提案申し上げます各議案等よろしくご審査を賜り、ご同意ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 それでは、ただいまら12月定例会以降の行政について各課順にご報告申し上げます。 住民課関係につきまして。人口と世帯について、2月1日、ちょっと先月になりますけれども、2月1日の人口は2万 7,747人で、前年同期より 551人ふえております。その内訳は、自然増が 147人で、社会増が 404人でございます。世帯は 8,184世帯で、前年度同期より 309世帯の増でございます。 次に、国保会計につきまして。2月末日をもって確定した12月診療分までの9カ月間の療養給付費は2万 9,578件、4億 1,675万 9,000円となり、前年同期と比較して件数で6.56%、給付金額で7.89%の増となりました。 上尾・桶川・伊奈衛生組合につきまして。第1回組合臨時会は去る1月23日に開会され、組合議長に上尾市議員の柳井信太郎氏、副議長に桶川市議員の安藤重夫氏が選任されました。また、組合収入役に桶川市収入役井上晃一氏の選任について同意されました。同じく2月27日に2月定例会が開会され、平成3年度補正予算、平成4年度予算及び衛生組合監査委員に関する条例の一部を改正する条例ほか8議案がそれぞれ原案どおり可決されました。 また、平成4年度の予算の総額は7億 7,650万円となり、前年度当初予算と比較して 1,620万円、2.13%の増となりました。構成市町の分担金は、上尾市4億 7,252万 9,000円、67 .01%、桶川市1億 6,677万 1,000円、 23.65%、伊奈町 6,586万 2,000円、9.34%でございます。 次に、
クリーンセンター関係につきまして。
粗大ごみ処理施設建設工事について、
粗大ごみ処理施設建設工事につきましては土木建築工事関係、
機械設備工事関係ともに工事は完成いたしました。引き続き予備性能試験、引渡性能試験を行い、3月25日竣工の予定でございます。なお、竣工式を3月28日に行う予定で準備をしているところでございます。 それから、農政課関係につきまして。平成4年度の転作目標面積について、県から町に配分された平成4年度の転作目標面積は71ヘクタールでございます。町といたしましては関係機関と連絡を密にし、農家のご理解とご協力をいただきながら転作の達成に向けて推進してまいりたいと考えております。 農業委員会関係につきまして。農地法に基づく12月から2月までの許可及び届け出件数は、法第3条9件、法第4条9件、法第5条30件、合計で48件処理されました。 次に、建設課関係でございますが、側溝整備工事につきまして、町道第4193、同じく4197号線側溝修繕工事、場所は栄4丁目地内で、延長 173.6メートルを入札の結果、 1,287万 5,000円で
武蔵建設株式会社伊奈営業所と契約を結び、平成4年3月25日完了の予定で進めております。 次に、町史編集室関係につきまして。伊奈町史資料調査報告書第8集の発刊について、昔の伊奈町の地名、産業の様子等を示す屋号等、昔の人々の習慣や信仰状況を示す屋敷神についてまとめた調査報告書第8集、伊奈町の屋号、屋敷神を発刊いたしました。お手元にお届けされていると存じます。 次に、水道課関係でございます。請負工事の締結について、
北部区画整理事業配水管布設工事第5工区、布設延長 1,038メートルを入札した結果、 1,967万 3,000円で
株式会社中村工業所と契約、同じく第6工区は布設延長 285メートルを入札の結果、 1,318万 4,000円で
株式会社早田工務店と契約、両工事とも平成4年3月10日完了の予定でございます。 次に、消防関係につきまして。火災概況について、平成3年中における町内の火災発生件数は12件であります。火災種別は、建物火災8件、その他火災4件であります。建物火災の焼失面積は 277平方メートル、また損害額は 3,410万 4,000円相当でございます。 救急概況につきまして、平成3年中の救急出場件数は 461件、搬送者 469名をそれぞれの医療施設へ搬送いたしました。出場種別は急病 218件、交通事故 143件、一般負傷30件、その他70件でありました。昨年より6件の増加でございます。
防火貯水槽設置工事について。栄3丁目津地児童公園地内の40立方メートル
防火貯水槽設置工事は、入札の結果 854万 9,000円で有限会社中山興業と契約、3月19日工事完了の予定でございます。 次に、教育委員会関係でございますが、まず総務課関係でございます。
小針中学校体育館屋根改修工事につきましては、 1,174万 2,000円で千代本興業株式会社と契約を結び、3月13日工事完了の見込みでございます。 次に、学校教育課関係について申し上げます。平成3年度の卒業予定者につきまして、小学校の卒業予定者でありますが、小室小 131名、小針小 130名、南小 177名で、合計 438名。中学校については、伊奈中 125名、小針中 138名、南中 222名で、合計 485名の卒業見込みでございます。 中学校の進路状況につきまして。県公立高校の推薦合格者数98名、一般受験者数は 340名で、私立高校受験者数は併願者を含め延べ 567名となっております。なお、後日合格者数等が決定次第資料を配付させていただきたいと存じます。 次に、社会教育課関係でございますが、成人式につきまして、去る1月15日、恒例になりました成人式を総合センターにおいて開催いたしました。ことしの該当者は全体で 660名で、そのうち出席者は男子 181名、女子 250名で、出席率は全体で65%でございます。 生涯
学習推進体制づくりにつきまして。去る2月18日、社会教育委員会議において、町生涯学習推進のために社会教育行政がなすべきことについて社会教育委員会に諮問をいたしました。なお、答申につきましては本年10月を予定しております。 次に、保健体育課関係につきまして。第9回
町民健康マラソン大会を 364名の参加を得て平成3年12月8日実施いたしました。また、第18回町内1周駅伝大会は、中学生男女64チーム、一般男女30チーム、高校生及び専修学校生徒男女7チームの合計 101チームの参加を得て2月23日実施いたしました。 以上で行政報告を終わらせていただきます。
○議長(鳥海努君) 以上をもって町長の行政報告を終わります。 行政報告に対する質疑は11日、一般質問終了後に行います。質疑される議員各位には、本日会議終了時までに事務局に通告書を提出されるようお願いいたします。
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△閉会中付託案件の審査報告
○議長(鳥海努君) 日程第5、閉会中付託案件の審査報告を行います。 さきの12月定例会において、引き続き閉会中の継続審査を行ってまいりました案件について、会議規則第74条及び第76条の規定により、各委員長より本職まで継続審査申出書及び委員会報告書が提出されております。 事務局長をして朗読をいたさせます。 局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(鳥海努君) 以上のとおりでございます。
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△
文教民生常任委員長報告
○議長(鳥海努君) 初めに、
文教民生常任委員会に付託され、閉会中の継続審査を行ってまいりました陳情受付第5号 看護婦確保法の制定を求める陳情書を議題といたします。
文教民生常任委員長、大塚怡子君から審査の経過及び結果について報告を求めます。
文教民生常任委員長、大塚怡子君 〔
文教民生常任委員長、大塚怡子君登壇〕
◆
文教民生常任委員長(大塚怡子君) 9番の大塚でございます。 さきの12月定例議会におきまして当委員会の閉会中の継続審査となっておりました陳情受付第5号 看護婦確保法の制定を求める陳情書を議題とした当委員会の審査の経過と結果についてご報告を申し上げます。 まず、期日は2月24日、場所は
全員協議会室、出席委員は全委員と議長、執行部より助役、収入役、企画財政課長、福祉課長、保健衛生課長の出席をいただきました。 開会は午後3時10分、署名委員に鳥井、長谷場両委員を指名いたしました。直ちに、陳情受付第5号 看護婦確保法の制定を求める陳情書の審査に入りました。 最初に、執行部より、3月定例会の県議会に提案を予定されている看護婦等の確保対策についての報告を受けました。県の事業の中で、3つの新規事業を含め10項目にわたる看護婦確保対策ができている。1つは、ナースバンク事業として、看護婦の普及事業、訪問看護、看護婦の養成講習事業等であり、もう1つは県立看護婦養成施設の設置調査に対するものである。その他1つについては、看護婦実習病院対策の充実ということで、実習指導調整者の設置、潜在看護婦のカムバック作戦等である。その他にもきめ細かな予算措置が講ぜられ、看護婦確保対策費として実に約23億円の大きな予算を計上し、看護婦確保対策に大きな力を入れていることが予算面に見られるということでした。 また、執行部より、県から国の方への重点要望ということで、看護職員給与、育児環境の整備、夜間勤務などの労働条件の改善及び待遇の改善、診療報酬の看護料の値上げ、また看護教育制度の見直し、ナースバンク事業に対する補助額の大幅な増額等、大蔵省をはじめ厚生省等に要望している等、説明を受けました。 続いて事務局より、この陳情に対する近隣市町の取り扱いについての報告を受けました。上尾市につきましては、議会が新しくなった関係で審議未了、桶川市は各議員に陳情書を配付しただけで終わり、北本市は12月議会で趣旨採択、鴻巣市は陳情書の受け付けなし、吹上町は12月議会で趣旨採択、大宮市は継続審査、浦和市は不採択、与野市は採択等でした。 委員より、介護職員ということでもっと幅広く考えるべきだとの意見が出されました。休憩し、休憩中に意見調整を図りました。 午後3時48分、会議を再開し、採決の結果、陳情受付第5号 看護婦確保法の制定を求める陳情書につきましては、全委員賛成で趣旨採択すべきものと決定いたしました。 閉会は午後3時51分でした。 以上で、12月より
文教民生常任委員会に付託され継続審査をしてまいりました、陳情受付第5号 看護婦確保法の制定を求める陳情書の審査の経過と結果の報告を終わります。 以上です。
○議長(鳥海努君) 以上で報告を終わります。
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△
文教民生常任委員長報告に対する質疑、討論、採決
○議長(鳥海努君) 続いて、委員長の報告に対する質疑に入ります。ご質疑はございませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(鳥海努君) 質疑がないものと認め、質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 本陳情に対する反対意見の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(鳥海努君) 次に、賛成意見の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(鳥海努君) 討論の発言がございませんので、これより採決をいたします。 陳情受付第5号 看護婦確保法の制定を求める陳情書について、委員長の報告は趣旨採択であります。 委員長の報告のとおり、趣旨採択とすることに賛成の方は起立をお願いいたします。 〔起立全員〕
○議長(鳥海努君) 起立全員であります。 したがって、陳情第5号は趣旨採択とすることに決定しました。
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△
特別養護老人ホーム調査特別委員長報告
○議長(鳥海努君) 次に、
特別養護老人ホーム調査特別委員会に付託され、閉会中の継続審査を行ってまいりました特別養護老人ホームの調査について及び請願第6号 特別養護老人ホームの早期建設を求める件を議題といたします。 特別養護老人ホーム調査特別委員長、小宮清喜君から、審査の経過及び結果について報告を求めます。 特別養護老人ホーム調査特別委員長、小宮清喜君。 〔特別養護老人ホーム調査特別委員長 小宮清喜君登壇〕
◆特別養護老人ホーム調査特別委員長(小宮清喜君) 6番の小宮でございます。
特別養護老人ホーム調査特別委員会の審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。 先ほど事務局長からも報告がありましたとおり、当委員会は本年1月の17、18日、福井県の金津町の老人ホームを視察いたしました。 まず、町の概要を申し上げたいんでありますけれども、福井県の北端に位置するところで、極めてこの地域の経済とか文化の中心地のようでございます。そういうところでありまして、この特別養護老人ホームは、人口1万 7,000ちょっとでございますが、それで何でその独自で施設を持っているんだろうというひとつの、我々の驚きがございました。いろいろお聞きしてみますと、昭和24年の4月に県立の宿泊提供施設として母子あるいは授産、保育あるいは婦人保護、そういう諸施設が次々に社会福祉総合施設としてそこにできたという経過がございます。しまいには老人ホームと母子寮だけ残ったんでありますが、昭和41年にその経営を社会福祉法人、福井県の社会福祉事業団に委託をされまして、さらにそれが昭和51年の11月に金津町に移譲されたという経過がございました。それで、平成2年から老人ホームやあるいはショートステイ、あるいはディサービス、そういうことを行っているということであります。 施設の概要を申し上げますと、特別養護老人ホームのなかで30名ですね。養護老人ホームで 100名、それからショートステイが3名で、ディサービスが15名程度だということをお聞きいたしました。面積は、敷地で1万 2,000平米ぐらいです。そのうち養護老人ホームが 2,300平米ぐらい、それから特別養護老人ホームが 860平米ぐらい、それからショートステイで、これは併設されておりますから38平米、それからディサービスで 260平米という、概要をその資料をいただいております。 それで、いろいろお聞きしたわけなんですけれども、当時の町の財政というのがどのぐらいだったのかということをちょっとお聞きしたんでありますが、平成元年にこの養護老人ホーム、ディ、ショートステイなんかを始めるときの金津町の一般会計の歳入歳出予算が43億 5,000万円というふうに出ております。そのときに町税が13億 4,000万円です、当初で。我が伊奈町が今度の当初で66億ですか、それから町税が35億ばかり計上されておりますが、はるかに伊奈町の状況よりも厳しい中であってこの養護老人ホームをつくったということでございました。それにはもちろん今申し上げましたように、県の施設を移転されたということでありますが、我々が視察に行ったとき議長さんがおいでいただいたわけなんですけれども、金津町の議長さんの話によりますと、いろいろ意見があったそうです。町の財政規模からして大変じゃないかと。しかしながら、やっぱり時代の趨勢を考えてやるべきであるという結論に達して、ただしその経費はぴしっと節減をしてやっていくんだということでありまして、当時の議会の英断といいますか、そういうことに感銘をいたしました。 金津町の議長さんの話によれば、あのとき思い切ってやってよかったということを述懐しておられました。それが非常に印象的でございました。 なお、当日田村委員はもちろん欠席でありますけれども、執行部からは町長ちょっと所要がございまして、助役と福祉課長が出席いただいております。議員は田村委員以外は全部出席でございます。 以上が視察の概要でございます。 引き続き2月の28日、当委員会は残りの問題について
全員協議会室で開催いたしました。出席委員は秋山委員のほかは全委員出席でございます。秋山委員は近所に火事があったということで、そのための欠席でございます。執行部は町長、助役、収入役、企画財政課長、福祉課長です。署名委員には、金子、長谷場両委員を指名いたしました。 審議に入りまして町長から報告を求めました。これは前にあるいは報告したかと思いますが、次年度、つまり平成4年度に土地については手だてをしたということであります。これは 100万円ばかり計上していると。場所については、ご承知のとおり氷川様の神社がありますが、あの所有がございますが、町の配水場の両側です。面積は3万平米、市街化部分が換地後で1万 2,000平米、それから調整区域の部分で1万 8,000平米ということです。それで合計3万平米ですね。30反ですか、3ヘクタールですね。柴へ抜ける道路の左右両側でございますけれども、町長としては最初は調整区域だけと思ったんだけれども、神社の方から、いやこっちも全部借りてくれということでありがたい話だったというふうに報告いただきました。 続きまして、今後の審議の方向づけといいすか、そういうことをちょっと協議いたしました。 結論といたしまして、各委員にレポートの提出を求めるということで決定いたしました。内容としましては、まず設置主体をどうするかということ。それから、次に経営主体ですね、設置主体と経営主体が別の場合もあります、あるいは同一の場合もある、そういうこと。それから、設置の年次計画、あるいはその規模ですね。例えば、ディサービスについてはどういうふうにするのか、あるいはショートステイについてはどういうことをするのか、さらに在宅介護サービスセンターの施設をどうするのか、それから特別養護老人ホームの施設をどういうふうにするのか、そういうことまで含めてひとつレポートを出していただきたいということで決定を見たわけであります。 それで、期日につきましては、6月の定例議会までに当委員会の一応方向づけ、結論ということを出したいということを前提にいたしまして、といいますのは、6月議会で我々委員会が報告し、それから若干の期間をおいて9月、10月から次年度の予算査定に入っていきます。その辺の時間的な余裕もあり、さらに今度県との折衝もあるだろうということで、平成5年にはぜひそういうことの方向づけをしようということで、今のような形になったわけでありますが、4月30日までに各委員から私の方に報告を求め、それから5月上旬から中旬にかけて正副委員長でいろいろまとめをいたします。そして、5月の半ばごろにもう1回委員会を開いて、6月議会には議決をいただくということに相なっております。 さらにもう1回ぐらい東京都内のショートステイとかあるいはディサービス、その辺の中心を見に行こうということで、今正副委員長に一任されたわけでありますが、板橋区の区立あたりを見ようかということで、日にちだけは4月7日というふうに決まっております。そういうふうことでございました。 もう1つ、請願第6号 特別養護老人ホームの早期建設を求める件ということが付託されておったわけでありますが、この件につきましては、論理上といいますか、事の当然として継続審査といたした次第でございます。 閉会は10時ちょっと前でございましたが、各委員にご協力を求めて当委員会を閉会した次第であります。 以上でございます。
○議長(鳥海努君) 以上で報告を終わります。
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△
特別養護老人ホーム調査特別委員長報告に対する質疑、採決
○議長(鳥海努君) 続いて、委員長の報告に対する質疑に入ります。ご質疑はございませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(鳥海努君) 質疑がないものと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。特別養護老人ホーム調査特別委員長の報告は、引き続き継続審査であります。 委員長の報告のとおり、引き続き閉会中の継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(鳥海努君) 起立全員であります。 よって、引き続き閉会中の継続審査と決しました。よろしく審査をお願いいたします。
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△町長提出議案の報告
○議長(鳥海努君) 日程第6、町長提出議案の報告を行います。 今期定例会に提出されました議案について報告をいたします。 事務局をして議案名を朗読いたさせます。 局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(鳥海努君) ただいま報告いたしました議案はお手元に配付してございますので、よろしくお願いを申し上げます。
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△第10号議案の上程、説明
○議長(鳥海努君) 初めに、第10号議案 平成3年度伊奈町一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。 事務局をして議案を朗読いたさせます。 局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(鳥海努君) 以上のとおりでございます。 続いて、提案者の説明を求めます。 企画財政課長。 〔参事兼企画財政課長 山本欽吾君登壇〕
◎参事兼企画財政課長(山本欽吾君) 第10号議案 平成3年度伊奈町一般会計補正予算(第7号)につきましてご説明申し上げます。 歳入歳出それぞれ 5,007万 4,000円を減額いたしまして、総額を歳入歳出それぞれ76億 9,274万 2,000円といたしたいという案でございます。9ページをお開きいただきたいと思います。 まず、歳入につきましてご説明申し上げます。町税の関係でございますが、町民税、個人分、法人分それぞれ増収見込みということでございます。個人分につきましては、修正申告及び納税組者等の増に伴います 2,400万円増収見込みでございます。法人分でございますが、当初は落ち込みが予想されたところでございますが、現時点では増収見込みであるということでの 4,700万円でございます。 次に、分担金及び負担金の関係でございますが、負担金、民生費の負担金でございます。児童福祉費負担金、これにつきましては保育所の措置児の低年齢者の増に伴うものでございまして 217万 7,000円の追加でございます。 次に、使用料及び手数料でございますが、手数料につきまして、衛生手数料、し尿のくみ取り手数料でございますが、くみ取り世帯の減に伴います 300万円の減額でございます。 次に、消防手数料でございますが、タンク類あるいは危険物取扱等の検査手数料46万 8,000円追加でございます。 次に10ページになりますが、国庫支出金の関係でございます。民生費の国庫負担金、これにつきましては児童手当の関係のものが、制度の改正に伴いましてそれぞれ減額でございます。 3目の児童福祉費負担金でございますが、保育所の措置児の関係でございまして、これにつきましても低年齢層の増に伴います追加分 583万 6,000円でございます。 次に、保険給付費安定負担金でございますが、これにつきましては保険税軽減基準額の確定に伴う追加でございまして、36万 2,000円でございます。 次に11ページでございますが、国庫の補助金の関係でございます。 衛生費国庫補助金、これにつきましては先ほど全協でも申し上げましたですが、国の予算の不足によります減額ということでございます。 農林水産業費の国庫補助金の関係につきましては、事業の確定に伴う追加ということでございます。16万円でございます。 消防費国庫補助金、これにつきましては救急自動車の関係でございますが、日本損害保険協会から車の寄贈があったということでの減額措置でございます。 次に、教育費の国庫補助金でございますが、特殊教育就学奨励費補助金、幼稚園就園奨励費補助金、いずれも当初の予想見込み数に満たなかったということでの減額措置でございます。教育施設整備費補助金でございますが、これにつきましては南中の改造費の追加分32万 1,000円でございます。 次に、県支出金の県負担金でございます。児童手当の関係につきましては、それぞれ制度改正等に伴いましての減額または追加等でございます。それから、保育所措置児の措置費の関係でございますが、これにつきましても低年齢児の増に伴うもので 291万 8,000円の追加でございます。それから、保険基盤安定負担金でございますが、保険税軽減基準額の確定によるものでございます。18万 1,000円でございます。 次に、県支出金、県補助金でございますが、民生費県補助金、重度障害者の居宅改善費補助金、これにつきましては対象者の増ということでございます。 衛生費県補助金、これにつきましては廃棄物処理施設整備費補助金でございますが、国庫補助金の基本額の減額に伴う減額措置でございます。さらに、平成3年度廃棄物処理施設整備費補助金の関係でございますが、これにつきましては県費補助の特別措置ということで 2,596万 1,000円でございます。 農林水産業費県補助金につきましては、確定に伴います減額の措置でございます。 次に13ページでございますが、県支出金の委託金でございます。土木費県委託金、土地利用規制等対策費交付金でございますが、これにつきましては県に派遣してございました職員の人件費分の相当額が交付されたということでございまして、 402万円でございます。 財産収入でございますが、財産運用収入、利子及び配当金、これにつきましては基金の利子分それぞれ追加または減額いたしましての 1,765万 9,000円追加ということでございます。 次に14ページでございますが、寄付金の関係でございます。土木費寄付金につきましては、開発指導要綱等に伴いまして 167万 9,000円、新規でございます。 消防費寄付金につきましては、消防水利設置負担金、これにつきましても開発に伴う負担金 235万 9,000円でございます。 繰入金でございますが、収入の増減、さらに歳出の増減等トータルいたしまして 7,558万 8,000円を財政調整基金からの繰入金を減額いたしたいということでございます。 諸収入、雑入でございますが、これにつきましては農業者年金業務の手数料等15万 7,000円の受け入れでございます。 15ページをお願いいたしたいと思いますが、町債の関係でございます。衛生費、土木費、消防費、それぞれ財源の変更ということでございまして、起債の増額となりました理由でございますが、国庫補助金につきましては国の予算不足からの減額分2億 3,993万7,000 円でありまして、この減額分につきましては地方交付税におきまして事業費補正として交付されたところであります。あくまでも交付税ということでありますので、一般財源扱いとなるところでございます。 次に、国庫補助金についてでございますが、県の指導等もございまして、減額分につきましても起債対象となるというようなことから、充当率80%の起債額1億 9,200万円と、当初起債対象外経費でありましたものが起債対象になったということで 2,470万円、それから臨時財政特例債でございますが、これにつきましては投資的経費にかかる国庫補助負担率の暫定措置に伴いまして国費の減額相当額につきまして発行される起債でございます。 2,660万円が増となったものであります。 なお、廃棄物処理施設整備事業債につきましては、後年度におきまして元利償還の50%が地方税に算入される有利な起債でもあるということでございまして、当起債を増額いたしまして交付税算入されない排水施設整備事業債 6,000万円、及び消防自動車購入事業債 860万円につきましては、これらに振りかえをいたしまして減額といたしたものであります。なお、救急自動車購入費につきましては車の寄贈があったということで全額減額でございます。 次に16ページの歳出でございますが、総務費、総務管理費の関係でございます。基金積立金でございますが、歳入で受け入れをいたしましたものをそれぞれ積み立てをいたしたいというものと、地域づくり推進基金積立に 1,000万円を今年度積み立てをいたしたいということで 2,765万 9,000円の追加でございます。 防災諸費でございますが、13節委託料、防災行政無線調査設計業務委託が確定をいたしましたので、不用額につきまして減額措置をいたしたいということでございます。 次に17ページでございますが、民生費、社会福祉費、これにつきましては歳入で申し上げましたが、重度障害者居宅改善費補助金24万円追加でございます。23節の償還金利子及び割引料でございますが、これにつきましては家庭奉仕員の派遣件数の減によります返還金2万 5,000円ということでございます。 次に、児童福祉費でございますが、児童措置費20節の扶助費でございますが 110万円減額でございます。これは制度改正に伴うものでございます。 次に、4目の保育所費13節委託料でございますが、管外委託料、管外に委託しておりました児童数の減に伴います減額措置でございます。 次に18ページでございますが、衛生費、保健衛生費でございます。保健衛生総務費、28節の繰出金でございますが、保険税の軽減基金額の確定に伴います繰出金でございます。これは国、県等の補助金を含めまして72万 5,000円追加でございます。 予防費の関係でございますが、賃金につきまして事業の確定に伴います減額ということでございます。13節の委託料、これにつきましてもそれぞれ事業実施をいたしまして不用額等を減額をいたしたいということでございます。 衛生費の清掃費の関係でございますが、11節需用費、燃料費及び光熱費の関係でございます。燃料費につきましては単価が安く購入できたということと、使用量の減に伴うもの、光熱水費につきましても使用量の減に伴うものでございます。いずれも減額でございます。 し尿処理費の関係でございますが、13節委託料、これにつきましては歳入でも申し上げましたが、くみ取り世帯の減に伴う減額措置でございます。 次に19ページでございますが、粗大ごみ処理施設建設費の関係でございますが、これにつきましては財源内訳の変更でございます。 次に、農林水産業費、農業費の関係でございますが、農業委員会費、農業総務費につきましては財源内訳の変更でございます。 農業振興費でございますが、19節負担金補助及び交付金でございますが、事業完了に伴います減額でございます。 次に20ページでございます。土木費、道路橋梁費でございますが、道路橋梁総務費、賃金の関係でございます。これにつきましては作業員が途中退職したために不用額の減額でございます。次に19節の負担金補助及び交付金の関係でございますが、これにつきましては事業の確定に伴います減額でございます。 道路新設改良費でございますが、17節の公有財産購入費でございます。これにつきましては、原市沼川の関係でございますが、県有地の買収が次年度になったということでの減額措置でございます。さらにまた、柴中地内の道路につきまして後退部分が寄付をされたということを合わせましての減額でございます。22節につきましては、これらに関連いたしましての物件費の補償費の減額ということでございます。 次に、河川費の関係でございますが、17節公有財産購入費ですが、これにつきましては事業の完了に伴う不用額、さらにまた当初買収を計画しておりましたが、買収が困難になったというようなことで、上尾市分の地域に振りかえられたということでございます。 ちょっと訂正をさせていただきますが、先ほど申し上げました道路新設改良費の関係、県有地の買収が次年度になったというのは、これは丸の内の関係の道路でございます。訂正をさせていただきます。 それから、都市計画費の関係でございますが、これにつきましては財源内訳の変更でございます。 21ページお願いしたいと思いますが、土地区画整理費、1節報酬、9節旅費等につきましては不用見込額の減額措置でございます。19節の負担金補助及び交付金でございますが、伊奈町小室土地区画整理組合設立発起人会補助金でございますが、現時点におきまして設立の見込みが立たないということでの減額措置でございます。次、28節繰出金でございますが、中部特定土地区画整理事業特別会計繰出金、事業量の減に伴う減額でございます。 公園費でございますが、公有財産購入費、これにつきましては平成3年11月に記念公園用地といたしまして取得いたしましたものについて町の土地開発公社に割賦金として返還するものでございます。 1,912万 3,000円でございます。 次に下水道費でございますが、28節繰出金、これにつきましては起債の充当率の改正等に伴う減額分につきまして町からの繰り出しということで 3,930万 3,000円でございます。 次、22ページ、消防費ですが、12節役務費につきましては不用額見込みの減額措置でございます。さらに13節委託料、請負の確定に伴います減額、それからさらに事業の完了に伴います減額措置でございます。15節の工事請負費でございますが、訓練場整備工事請負の確定に伴います不用額減額措置でございます。それから18節の備品購入費につきましては、寄贈があったということでの 300万円の減額でございます。 次に、非常備消防費でございますが、需用費等につきましては不用額を見込みましての減額でございます。次に18節備品購入費でございますが、消防車両購入事業の確定に伴います減額でございます。それから19節の負担金補助及び交付金でございますが、団員の該当者が減になったというようなことでの減額措置でございます。 消防施設費でございますが、19節負担金補助及び交付金でございますが、消火栓の設置費負担金、事業の確定に伴います減額でございます。 23ページでございますが、教育費の中の教育総務費でございます。13節委託料につきましては事業の確定に伴う減額でございます。19節負担金補助及び交付金でございますが、これにつきましては当初見込みより該当者が少なかったということ、さらにまた事業の確定等に伴うものの減額措置でございます。 教育指導費でございますが、7節の賃金、病休代員賃金、これは必要がなかったということでの減額の措置でございます。 教育費の小学校費でございますが、賃金、役務費、委託料等につきましてはそれぞれ減額でございます。事業の確定に伴うもの、さらにまた13節委託料につきましては公共下水道に接続になったということでの不用額でございます。
○議長(鳥海努君) 企画財政課長、説明のとおりのものはそれでいいです。要点だけでいいですから。
◎参事兼企画財政課長(山本欽吾君) はい。 次に、教育振興費でございますが、就学援助費、これにつきましては国庫の補助対象者の辞退等に伴う減額の措置でございます。 中学校費につきまして、賃金等につきましてはそれぞれ事業の確定、不用額等の減額でございます。 教育振興費でございますが、就学援助費、これにつきましては辞退者等の関係によります減額措置でございます。 給食センター費につきましても賃金は減額の措置でございます。 社会教育費の賃金につきましても減額の措置でございます。 次、25ページでございますが、社会教育費、図書館費の関係でございます。それぞれ賃金、それから報償費、旅費、需用費、役務費、委託料、それぞれ減額でございます。 次、27ページでございますが、給与費明細書、さらにまた28ページにつきましては継続費についての調書等も添付してございます。これは粗大ごみ関係のものでございます。 以上でございます。よろしくご審査のほどをお願い申し上げます。
○議長(鳥海努君) 以上で説明を終わります。 ただいまから午後1時まで休憩をいたします。
△休憩 午前11時45分
△再開 午後1時00分
○議長(鳥海努君) 休憩を解いて再開をいたします。
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△第11号議案の上程、説明
○議長(鳥海努君) 第11号議案 平成3年度伊奈町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 事務局をして議案を朗読いたさせます。 局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(鳥海努君) 以上のとおりでございます。 続いて、提案者の説明を求めます。 保健衛生課長。 〔保健衛生課長 小山政道君登壇〕
◎保健衛生課長(小山政道君) 第11号議案 平成3年度伊奈町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)につきましてご説明を申し上げます。 今回の補正は、主に国などの負担金の確定によるものと保険給付費の一般療養給付費が当初より伸びたための補正であります。 初めに、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ 477万 4,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9億 3,393万 7,000円とする案でございます。内容につきましては、5ページの歳入からご説明を申し上げます。 第3款国庫支出金につきましては、11月診療分までの実績と残り4カ月間の推計を国に申請をし、事務費、療養給付費等負担金の追加と助産費補助金の減額がそれぞれ概算確定したものであります。 6ページでございます。第4款療養給付費交付金 621万 7,000円の減額につきましては、退職者等の療養給付費の給付減によるものでございます。 第7款財産収入 255万 2,000円につきましては、基金利子の増であります。 第8款繰入金72万 5,000円につきましては、保険基盤安定事業が確定したものでございます。 続きまして7ページの歳出でございます。第1款総務費、一般管理費 160万 2,000円は歳入の方で申し上げました国からの事務費負担金が追加がありましたので、財源内訳の変更でございます。 第2款保険給付費、一般分療養分給付費及び次のページの一般分の高額療養費の増につきましては、当初見込みました給付予定より9%以上伸びておりますので、今後3カ月間を推計いたしますと不足が見込まれるため計上をいたしました。 第3款老人保健拠出金 102万 3,000円の減額につきましては、老人保健法の一部改正に伴いまして一部負担金が増額されましたので、国保会計からの拠出金が減額されたものであります。 第6款基金積立金につきましては、基金利子を全額基金に積み立てるものであります。 第8款予備費 1,675万 5,000円の減額につきましては、保険給付費に充てるものであります。 以上、簡単でございますが説明を終わります。よろしくご審査くださるようお願い申し上げます。
○議長(鳥海努君) 以上で説明を終わります。
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△第12号議案の上程、説明
○議長(鳥海努君) 次に、第12号議案 平成3年度伊奈町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 事務局をして議案を朗読いたさせます。 局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(鳥海努君) 以上のとおりでございます。 続いて、提案者の説明を求めす。 下水道課長。 〔下水道課長 内田芳男君登壇〕
◎下水道課長(内田芳男君) 第12号議案につきましてご説明申し上げます。 今回の補正につきましては、96万 6,000円を減額し歳入歳出12億 8,987万 2,000円とする案でございます。内容につきましては7ページをごらんいただきたいと思います。 初めに歳入でございますが、第1款分担金及び負担金につきましては、徴収実績を考慮して平成3年度賦課分としまして 563万 2,000円の増額をし、また滞納額の減に伴いまして滞納繰越分14万 9,000円を減額するものであります。 第2款使用料及び手数料につきましては、水洗化世帯の使用水量の減によりまして 219万 5,000円を減額するものであります。 第5款繰入金につきましては、一般会計の繰り入れを 3,930万 3,000円を増額するものであります。 第7款諸収入の第2項町預金利子でありますが、受益者負担金の改正がはかられたことに伴いまして65万円を増額するものであります。 同じく第3項貸付金元金収入でありますが、水洗便所改造資金の融資あっせん希望者が少なく 282万 5,000円の減額をするものであります。 続いて第4項雑入でありますが、下水道会計に伴う消費税の確定申告に基づき下水道事業にかかる売上に係わる税額が無く仕入れ控除税額のみがあるため消費税還付金が発生するもので、 901万 8,000円増額するものであります。 第8款町債でありますが、公共下水道事業費については起債の制度改正により充当率の減があり、また起債対象とはならない事業等の増により起債額は減額となり、流域下水道事業負担金については事業費の確定により増額となったものであります。そのため合わせまして 5,040万円を減額するものであります。 次に、歳出でありますが、第2項事業費の1目公共下水道事業費につきましては財源内訳の変更であります。 2目の流域下水道事業費ですが、19節負担金補助及び交付金 285万 9,000円につきましては事業費の確定によるものであります。 3目の維持管理費でございますが、19節負担金補助及び交付金につきましては水洗化世帯の使用水量の減によりまして中川流域下水道維持管理負担金を 100万円減額するものであります。また21節貸付金につきましては、歳入でも説明しましたとおり水洗便所改造資金預託金を 282万 5,000円減額するものであります。 以上で説明を終わります。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。
○議長(鳥海努君) 以上で説明を終わります。
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△第13号議案の上程、説明
○議長(鳥海努君) 次に、第13号議案 平成3年度伊奈町中部特定土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 事務局をして議案を朗読いたさせます。 局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(鳥海努君) 続いて、提案者の説明を求めます。 都市整備課長。 〔都市整備課長 斎藤 肇君登壇〕
◎都市整備課長(斎藤肇君) 第13号議案 平成3年度伊奈町中部特定土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。 今回の補正は事業の変更によるもので、特に建物及び立竹木の移転が予定量の移転困難なため事業費をやむを得ず減額するものであります。既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億 5,676万 9,000円を減額し、歳入歳出それぞれ5億 8,678万 8,000円とする案とともに、地方債の限度額の変更でございます。 まず10ページの歳出からご説明いたします。第1款総務費につきましては財源内訳の変更でございます。 第2款事業費2億 5,640万円の減額につきましては、工事請負費、補償料の減額で、建物等の移転の変更減によるものでございます。 第3款公債費36万 9,000円の減額は、確定により利子分の補正でございます。 次に8ページに戻りまして、歳入をご説明いたします。 第1款国庫補助金 3,625万円の減額は、事業の変更に伴うものでございます。 第2款県支出金 1,519万 9,000円の増額補正につきましては、国庫補助対象事業費の10分の1を県補助要綱に基づきまして受け入れるものでございます。 第3款繰入金の 4,284万 1,000円の減額は、国庫支出金の減額により町からの裏負担分等を減ずるものでございます。 第4款繰越金の 233万 9,000円は、確定により補正したいものでございます。 また、第5款諸収入の48万 4,000円は、町預金利子でございます。 第6款町債の1億 9,570万円の減額補正は、事業の変更によるものでございます。 なお、5ページの第2表地方債補正につきましては、限度額を4億 2,280万円としたいものでございます。 以上、簡単でありますが、13号議案の説明を終わります。よろしくご審議のほどをお願いします。
○議長(鳥海努君) 以上で説明を終わります。
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△第14号議案の上程、説明
○議長(鳥海努君) 次に、第14号議案 平成3年度伊奈町水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。 事務局をして議案を朗読いたさせます。 局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(鳥海努君) 以上のとおりでございます。 続いて、提案者の説明を求めます。 水道課長。 〔水道課長 関根茂弥君登壇〕
◎水道課長(関根茂弥君) 第14号議案についてご説明申し上げます。 予算第2条に定めました経営活動の目標値でございます業務の予定量のうち給水戸数 8,250戸を過年度等の伸びを勘案いたしまして 8,000戸に改めさせていただきたいものであります。 次に、予算第3条に定めました収益的収支のうち収入の総額につきましては変更ございませんが、支出について 978万 5,000円減額したいわけでございます。主なものにつきましては3ページの実施計画によりご説明させていただきます。 1目給水収益 542万 3,000円、減額でございますが、夏場での台風、長雨等気象条件の影響によりまして減額したいわけでございます。 3目その他の営業収益 240万 2,000円、増額でございますが、材料売却収益の増額が見込めるところでございます。 第2項営業外収益 302万 1,000円、この増額につきましては資金運用益が見込めるためでございます。 次に4ページの支出でございますが、第1項営業費用のうち2目から6目につきましては不用額の整理によるものでございます。 7目資産減耗費 306万 5,000円、この増額につきましては区画整理事業の配水管布設替工事で発生いたしました資産の除却費の増によるところでございます。 8目その他の営業費用 300万円、増額となりますが、収入のその他の営業収益を増額したことに伴うものでございます。 第2項営業外費用のうち消費税87万 3,000円、増額につきましては支出の減額によりまして納税額を追加させていただきたいわけでございます。雑支出 242万 9,000円、この減額につきましては予算第4条で減額いたします控除対象外消費税の減額によるものでございます。 第4項予備費 721万円の減額でございますが、県水の料金改定が年度途中に見込まれておりましたが、平成4年4月1日施行と確定しましたのでその分を減額したいものでございます。 次に2ページに戻りますが、予算第4条のうち資本的収入では 9,264万 7,000円減額したいわけでございます。 資本的支出では、事業が確定したこと等によりまして1億 1,113万 9,000円減額したいものでございます。 なお、資本的収入が資本的支出に不足する額1億 3,396万 7,000円につきましては、建設改良積立金等で補てんいたしたく改めさせていただきたいものでございます。 次に11ページをごらんいただきたいと思います。予定貸借対照表のうち7剰余金でございますが、当年度の純利益は 7,072万 6,000円が生ずる見込みでございます。 よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(鳥海努君) 以上で説明を終わります。
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△町長の施政並びに予算編成方針
○議長(鳥海努君) 次に、町長から平成4年度の施政及び予算編成方針について発言を求められておりますので、これを許可します。 町長。 〔町長 小林昭一君登壇〕
◎町長(小林昭一君) 平成4年度予算をご提案するに当たり、平成4年度の施政並びに予算編成方針の概要をご説明申し上げます。 まず、本年度も間もなく終了することになりますが、この1年間議員各位からいただきましたご理解ご協力並びに町民各位のご支援に対し、心から深く感謝を申し上げる次第でございます。また、町政を担当して8年、人間性豊かな潤いのある町、そして活力ある町づくりを目指して誠心誠意努力してまいりました。幸いにして一歩一歩前進しておりますことは、ひとえに議員各位はじめ町民各位のご理解ご支援のたまものであり、重ねて深く感謝申し上げる次第でございます。 さて、平成4年度の施政方針でありますが、安心して暮らせる町づくりに向けて、防災行政無線の整備を重点施策といたし、道路、排水路、区画整理、上下水道等の生活基盤の整備、公園や文教施設の整備充実など社会資本の充実に力を入れ、さらに町民の生活安定を確保する諸施策について継続的に推進し、あわせて高齢化社会に向け、老人保健福祉計画策定の基礎調査と、来るべき21世紀に向け、町民のための町づくり、活力ある町づくりに鋭意最善の努力を傾注する所存でございます。 以下、順を追って主たる施策についてご説明申し上げます。 平成2年度、平成3年度の継続事業で施行しました粗大ごみ処理施設の建設につきましては、議会並びに多くの関係者のご支援ご尽力を賜り、近く完成し、4月より稼働する予定であります。これにより、よりよい快適な生活環境の向上が図られるものと確信し、その運営に万全を期すものであります。 次に、防災行政無線でありますが、屋外拡声装置及び携帯無線機等を整備し、地震、台風等の災害時における迅速かつ的確な情報収集並びに情報提供に備えるものであります。 区画整理事業でありますが、埼玉YOU And Iプランのモデルタウンを推進しております県施行の北部地区、町施行の中部地区、ともに関係住民各位のご理解を得ながら一日も早い完成に向け鋭意取り組んでまいります。小室地区につきましては平成4年度に組合を設立すべく関係機関等とさらに協議を進めてまいります。 次に、教育関係でありますが、21世紀の時代を担う 3,400余名の児童生徒一人一人の個性を伸ばす学校教育の充実や施設の整備、青少年の健全育成と、公民館活動を含めた社会教育、保健体育の一層の強化を図り、幼児教育から高齢者までの生涯教育振興に努める考えであります。 また、町民の福祉、保健対策にも十分に意を用い、老人をはじめ弱者の援助、生きがい対策等、福祉諸団体や多くの関係者と連携をとり、さらに医療機関、保健所等の協力をいただき事業の推進に努めてまいる所存であります。 次に、町民の生活に大きな関連があります道路、排水路、下水道をはじめ公園整備等も継続的に施行し、快適な生活環境の向上を図っていく考えであります。 農業対策につきましても、都市化の影響を受け、農用地の減少をはじめ農業地域における混住化、農業従事者の高齢化等の諸問題を抱えてはおりますが、基盤整備事業を継続的に実施するとともに、地域の特色を生かした農業を関係機関とともに推進してまいりたいと思います。 また、商工業の振興につきましても、町内の企業及び商店の育成をはじめ優良企業の誘致等に努める考えであります。 同和対策につきましては、伊奈中央会館を拠点として引き続き差別の完全解消を目指した啓発活動等を中心に積極的に推進する考えであります。 以上が平成4年度の施政方針の概要でありますが、活力ある文化都市づくり、住んでよかった、住んでみたいと言える町づくりに一層の努力を傾注する所存であります。 次に、予算編成方針について申し上げます。 最近の我が国の経済は個人消費について堅調に推移しているものの、株価の低迷や設備投資の鈍化等、景気は減速の傾向を見せており、やや加熱気味であった高い成長から持続可能な成長経路に移行する過程にあります。政府は内需を中心とするインフレなき持続可能な成長を図ることを当面の課題とし、早急に財政の健全化を図るとともに、行財政改革を引き続き強力に推進することとしております。これらを根底に踏まえましての予算編成でありますが、前年度同様、歳入につきましては的確な財源の確保を図り、また歳出は町全体の均衡ある発展と住民福祉向上のため創意と工夫をもって予算編成を行った次第であります。 まず、歳入の町税でありますが、町民税において税制改正により所得割の非課税限度額の引き上げ等、また法人税において景気の動向による不安定要素がありますが、納税義務者及び所得の伸びなどにより前年度当初予算対比11%の増、固定資産税は家屋の新増築、土地の住宅化などにより前年度当初予算対比11.5%増を見込みました。 その他諸税を含めた町税全体で35億 4,573万 2,000円計上し、前年度当初予算対比3億 4,171万 2,000円、10.7%の増であります。 地方交付税については、算定計数等の関係から確定的な見通しは困難でありますが、普通交付税で8億 3,000万円、特別交付税で 6,000万円を見込み、合計で8億 9,000万円の計上で、前年度当初予算対比 3,000万円、3.5 %の増であります。 国庫支出金、県支出金については、対象事業の減少により大幅に減額となっております。 また、地方債については、土木債、総務債及び消防債で1億 6,610万円を計上いたしました。その他歳入全般について可能な限り的確に見込み計上したところであります。 なお、投資的経費に充当するため財政調整基金から8億 586万 7,000円の取り崩しを行い繰入金といたしました。 次に、歳出でありますが、経費全般について節減合理化を図るとともに、生活関連施設等の整備を優先し、その選択に意を用い編成した次第であります。 投資的経費では、防災行政無線の整備をはじめ町民の生活に直結する道路、排水路、下水道、公園及び区画整理事業等の整備、さらに消防施設の充実等を重点に計上したところであります。 補助金関係につきましては、過日の補助金等審査委員会のご意見を踏まえ、その効果等を十分検討し計上をいたしました。 こうして編成しました予算案は、一般会計66億 7,600万円、前年度当初予算対比 9.6%の減であります。これらは粗大ごみ処理施設建設費の減などによるものであります。 次に、特別会計でありますが、住宅新築資金等貸付事業特別会計 419万 2,000円、前年度当初予算対比 2.9%の減。老人保健特別会計7億 4,955万 4,000円、前年度当初予算対比 5.7%の増。国民健康保険特別会計8億 6,403万 7,000円、前年度当初予算対比 0.7%の増。公共下水道特別会計16億 1,140万円、前年度当初予算対比49.0%の増。中部特定土地区画整理事業特別会計8億 7,592万 7,000円、前年度当初予算対比 9.4%の増であります。 以上、一般会計及び特別会計の予算総額は 107億 8,111万円となり、前年度当初予算対比 5,960万円、 0.5%の減であります。 次に、水道事業会計予算について申し上げます。 水道事業の収益的収支のうち収入では7億 6,835万 8,000円に対し、予備費を含む支出は7億 2,646万 6,000円で、差引 4,189万 2,000円の税込み利益を計上した予算編成であります。このような見込み利益の予算でありますが、料金については大口利用者の節水傾向に加え、資金運用にも厳しさが見られるなど、収入は前年度当初比 2.8%の伸びであります。 一方支出では、安定供給確保のため受水量日量 400立方メートル増量したこと、また県水の料金が 7.4%引き上げられるなど、前年度当初に比べ 6.2%の増加となったものであります。 次に、資本的収入及び支出のうち、収入では1億 8,795万 3,000円、支出では2億 9,005万 2,000円となり、資本的収入に対し資本的支出に不足する額1億 209万 9,000円は過年度分損益勘定留保資金で補てんする考えであります。 何分よろしくご理解賜り、ご可決等賜りますようお願い申し上げ、以上をもちまして施政並びに予算編成方針の説明とさせていただきます。
○議長(鳥海努君) 以上で、町長の施政及び予算編成方針についてを終わります。 ただいまの平成4年度の施政及び予算平成方針に対する質疑は3月6日に行います。質疑される議員各位には、本日会議終了時までに事務局に通告書を提出されるようお願いいたします。
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△第15号議案の上程、説明
○議長(鳥海努君) 次に、第15号議案 平成4年度伊奈町一般会計予算を議題といたします。 事務局をして議案を朗読いたさせます。 局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(鳥海努君) 以上のとおりでございます。 続いて、提案者の説明を求めます。 企画財政課長。 〔参事兼企画財政課長 山本欽吾君登壇〕
◎参事兼企画財政課長(山本欽吾君) 第15号議案 平成4年度伊奈町一般会計予算につきましてご説明を申し上げます。21ページをお開きいただきたいと思います。 歳入の関係でございますが、第1款町税では、町民税、固定資産税など総額で35億 4,573万 2,000円、平成3年度と比較いたしますと3億 4,171万 2,000円の増でありまして、率にいたしますと10.7%の増となりました。 次に、23ページから24ページでございますが、第2款の地方譲与税でございます。消費譲与税におきましては 900万円増の1億 800万円、自動車重量譲与税 300万円増の 4,200万円、さらに地方道路譲与税 100万円増の 2,500万円、それぞれ実績を勘案いたしまして計上をいたしました。 次に、第3款利子割交付金でございますが、金利の低下などから 600万円減額いたしまして 7,800万円を計上いたしたところであります。 次に、第4款特別地方消費税交付金でございますが、これにつきましては口あけでございます。 次に、第5款でございますが、自動車取得税交付金ですが、自動車の販売動向等を見きわめまして 800万円減の 9,000万円を計上いたしたところであります。 次、25ページでございますが、第6款地方交付税でございます。8億 9,000万円を見込み計上いたしましたが、平成3年度当初予算額に対しまして 3,000万円、3.5%の増であります。内訳といたしましては、普通地方交付税8億 3,000万円、特別地方交付税 6,000万円で、普通交付税の積算根拠といたしましては、基準財政収入額におきまして29億 6,729万 9,000円、基準財政需要額におきまして単位費用測定単位等、平成4年度の見込みを用い38億 2,753万 1,000円により算出計上いたしたところであります。 次に、第7款交通安全対策特別交付金につきましては、平成3年度と同額交付を見込み計上いたしました。 第8款分担金及び負担金ですが、原市沼川草刈工事分担金、さらに児童福祉法第56条による負担金、総額で 2,970万 4,000円を計上いたしたものであります。 次に、26ページから28ページの関係でございますが、第9款使用料及び手数料ですが、使用料につきましては平成3年度とほぼ同程度の額を見込みました。手数料につきましては、し尿のくみ取り世帯の減に伴いまして減額計上となったところであります。 次に、28ページから30ページでございますが、第10款国庫諸支出金ですが、総額で1億 893万 1,000円となり、平成3年度当初予算に対しまして5億 2,160万円、82.7%の減となりました。これは粗大ごみ処理施設整備費、中学校のコンピューター導入事業補助金等の減によるものであります。 次に、31ページから37ページでございますが、県支出金につきまして、総額で1億 7,670万 1,000円でありまして、平成3年度当初予算より 5,533万 9,000円減を見込み計上いたしました。 第1項の県の負担金でございますが、31ページ、保育所の児童措置費、それから保健事業費等 1,579万 2,000円の計上であります。 第2項県補助金、消防防災無線通信施設整備費 250万円、32ページでございますが、新交通駅舎建設借入金県利子補給、社会福祉費等その他補助金 6,522万 3,000円であります。 次に35ページ、第3項県委託金でございます。徴税費委託金、これは県民税の徴収分でございます。さらに選挙費委託金として、参議院議員通常選挙費、県知事選挙費、見沼土地改良区総代選挙費等 5,568万 6,000円であります。 次に37ページ、第12款財産運用収入ですが、各基金の利子で 7,501万 6,000円を 4.9から 5.0%で運用利子を見込み計上をいたしました。 次に38ページでございますが、第14款繰入金でございます。8億 3,466万 9,000円、平成3年度当初予算に対しまして1億 829万 4,000円、14.9%増となりました。財政調整基金より8億 586万 7,000円、減債基金から 2,387万 3,000円、人材育成基金 367万円、地域づくり推進基金 117万 6,000円等を繰り入れ歳出予算に計上いたしたところであります。 次、38ページでございますが、15款繰越金でございます。平成3年度と同額を見込み計上いたしました。 次に39ページ、諸収入ですが、町預金利子については金利の低下等から平成3年度より 1,000万円減の 3,000万円を見込み計上いたしたところであります。 さらに、貸付金元利収入、町開発公社貸付金の返還分2億 2,415万 4,000円、その他合計で2億 8,291万円ということであります。 次に42ページ、第17款町債ですが、1億 6,610万円、平成3年度当初予算5億 9,050万円減となりました。平成4年事業としまして、防災行政無線整備事業、臨時地方道整備事業債等でございます。 次に歳出に入らせていただきます。48ページをお開きいただきたいと思います。 13節の委託料におきまして、町の例規集の作成委託料といたしまして計上をいたしました。 次に50ページ、文書広報費の関係でございますが、13節委託料といたしまして、町を紹介いたします広報ビデオの作成経費を計上させていただきました。 53ページ、5目の財産管理費でございますが、13節委託料といたしまして財務会計の電算化に向けてのコンピューター室移設に伴う設計監理業務、また庁舎屋根防水改修工事につきます設計監理業務の委託料をそれぞれ計上いたしました。 次に54ページでございますが、15節工事請負費、これにつきましてはコンピューター室移設工事費、庁舎屋根防水改修工事、議会応接室内装替工事等も計上いたしたところであります。 6目企画費でございますが、9節旅費です。これにつきましては議員、職員の海外先進都市調査旅費、中枢都市圏首長会議主催のものであります。 次に55ページ、7目電子計算費、12節の役務費の関係でございますが、コンピューター室移設に伴う機器搬入、据付調整料、コンピューター移設等の計上であります。 次に56ページ、15節工事請負費では電源工事費、また18節備品購入費、コンピューター室用機器、テーブルその他備品の購入を計上いたしました。 次に58ページ、10目交通対策費でございますが、19節負担金補助及び交付金では駅舎建設費負担金として 7,068万円、埼玉新都市交通株式会社への車両購入費補助金 1,800万円、これらはニューシャトルの輸送力の増強を図るためのものであります。 次に、11目交通安全対策費ですが、街路灯、カーブミラー、道路標示等の設置について積算計上をいたしました。 次に61ページから62ページの関係になりますが、13目の伊奈中央会館運営費でございます。平成3年度とほぼ同額を見込み同和問題解決に取り組むものであります。 次に、15目諸費ですが、64ページをお開きいただきたいと思います。21節の貸付金でございますが、これは町開発公社への貸付金であります。 次に、16目基金積立金ですが、歳入で申し上げました利子をそれぞれ基金に積み立てたいものです。さらに南公園建設基金1億円、平成3年度に引き続き積み立てをいたしたいので計上いたしたところであります。 次に65ページ、17目防災諸費ですが、13節委託料、15節工事請負費、これにつきましては懸案でありました防災無線の設置の経費をそれぞれ計上いたしたところであります。 66ページから67ページでございますが、第2項徴税費、1目税務総務費、13節委託料、平成6年度の固定資産の評価替えへの準備といたしまして基礎資料作成業務委託の経費も計上いたしました。 次に、第4項選挙費でございますが、71ページから77ページでございます。73ページ、3目町長選挙費 652万 9,000円、74ページ、4目町議会議員補欠選挙 120万 5,000円、5目県知事選挙 648万 4,000円、75ページ、参議院議員選挙費 924万 9,000円、次に77ページになりますが、7目の見沼土地改良区総代選挙費36万 1,000円など、それぞれ選挙執行の事務経費として計上いたしました。 次、79ページでございますが、第3款民生費、第1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、81ページをお願いしたいと思います。19節負担金補助及び交付金におきましては、社会福祉協議会の運営費補助といたしまして 1,497万 3,000円を助成し、さらにきめ細かい福祉の充実を図りたいものであります。 次に82ページから83ページでございます。2目の老人福祉費の関係です。13節委託料ですが、高齢者健康等調査研究の委託料 600万円を計上いたしたところでございます。19節負担金補助及び交付金、高齢者事業団運営費といたしまして 427万円補助をいたすものであります。28節繰出金ですが、老人保健特別会計に 3,610万円の繰り出しをいたしたいものであります。 次に、3目の総合センター管理費でございますが、84ページからになりますが、その中で86ページ、15節の工事請負費ですが、総合センターの屋上防水改修工事、手すりの取付工事費、シャッター取付工事等 1,146万 3,000円、18節備品購入費では大ホールの照明器材等の購入 243万 7,000円計上し設備の充実を図りたいものであります。 次に91ページでございますが、4目保育所費、93ページ、15節の工事請負費でございます。 124万 3,000円、これにつきましては北保育所の暖房機器交換工事、さらに18節備品購入費では各保育所の設備品充実のための経費を計上いたしました。 次に、94ページから95ページでございますが、第3項災害救助費、1目災害救助費の関係でございます。これにつきましては第28号議案で上程の予定でございますが、災害見舞金等支給について予算措置をいたしました。 次に、95ページから97ページでございますが、第4款衛生費です。第1項保健衛生費、1目保健衛生総務費、96ページになりますが、19節負担金補助及び交付金ですが、大宮広域救急医療センター運営費、桶川・北本・伊奈地区医師会立准看護婦学校起債償還金及び運営費等、前年度と同様計上をいたしました。次に97ページ、28節の繰出金でございますが、国保の特別会計への繰出金 4,552万 5,000円予算化をいたしました。 次に 101ページから 105ページでございますが、第2項清掃費、1目清掃総務費、13節委託料ですが、 102ページになります。ごみ収集運搬業務、さらには犬猫等死体処理、余熱有効利用調査等の委託料も計上をいたしたところでございます。さらに19節負担金補助及び交付金ですが、ごみの減量化のための資源回収奨励金についても引き続き実施すべく予算化をいたしました。 次に、2目の塵芥処理費でございますが、 103ページ、13節委託料におきましては焼却ごみ、不燃ごみの処理の効率的な運営を図るための経費もそれぞれ計上いたしたところであります。運転業務 5,361万 2,000円、焼却灰運搬処理業務 2,077万 3,000円、粗大ごみ処理選別作業 1,285万 5,000円、不燃物残渣運搬処分業務 2,334万 5,000円等、合わせて1億 3,365万円を見込んだところであります。 次に 105ページでございますが、3目のし尿処理費、上尾・桶川・伊奈衛生組合負担金 6,586万 3,000円であります。 次に、第5款農林水産業費、3目農業振興費、108 ページでございますが、13節委託料、農業振興地域見直しのための移行調査の業務委託費 250万円、 109ページ、19節負担金補助及び交付金として農薬飛散防止施設及び防鳥網の設置、ぶとう組合、桃組合への集団防除用防除機の購入のための補助金等の計上もいたしました。 次に、4目農地費ですが、 110ページでございます。15節工事請負費では県費単独、町費単独事業として農業生産基盤の整備を図るべく県費補助も受け入れ事業費を計上させていただきました。 次に 111ページから 113ページですが、第6款商工費、2目商工振興費、112 ページでございます。13節の委託料、商業振興策推進のため消費動向調査委託料として 360万 5,000円、19節負担金補助及び交付金として商工会創立20周年記念事業として 200万円、商店街の環境整備を促進するための整備補助金、これは役場周辺商店街の街路灯の関係でございます。 423万円と県費補助を含め商工業の振興を図るため計上をいたしました。 次に、7款土木費でございますが、115 ページの2目道路維持費、13節の委託料といたしまして街路樹の剪定委託料、新たに予算化をし、さらに15節工事請負費では舗装修繕、側溝修繕などを計上いたしました。 116ページ、3目道路新設改良費、これにつきましては工事請負費といたしまして拡幅改良、側溝整備、舗装新設、さらに綾瀬川堤のジョギングコース等。さらに17節、 117ページ、公有財産購入費では拡幅改良工事用用地買収費、22節補償補填及び賠償金では拡幅改良に伴う物件補償費等をそれぞれ計上をいたしました。 次に 118ページでございますが、5目橋梁新設改良費、19節負担金補助及び交付金ですが、上綾瀬橋取付道路事業負担金 2,647万 1,000円計上いたしたところでございます。 119ページ、第2項河川費ですが、1目下排水路費の関係では13節委託料、測量設計委託料、光ケ丘排水機場経費等、15節工事請負費では小貝戸地内の排水路整備とともに継続事業としてそれぞれ予算化、さらに綾瀬地内の遊水池整備工事費等につきましても計上いたしたところでございます。 次に 120ページ以降になりますが、第3項都市計画費、1目都市計画総務費、 121ページ、13節の委託料として隣接市との統一のとれた交通体系を確立するため長期的道路網構想策定のための業務委託料、さらに志久駅周辺地区を対象に事業方法、事業区域の検討等、市街地環境評価及び基本構想作成業務委託料等を計上したところでございます。 次に 122ページでございますが、2目の土地区画整理費、19節負担金補助及び交付金では伊奈新都市建設事業負担金 1,672万円、それから28節繰出金でございますが、中部特定土地区画整理事業特別会計への繰出金 9,692万 4,000円の予算化もいたしました。 次に、3目公園費でございますが、 123ページから 127ページでございます。前年度と比較いたしますと 2,497万 1,000円の増となりまして1億 9,664万 8,000円でございます。記念公園をはじめ各種の公園整備の充実を図るための予算の計上でありまして、 124ページから 125ページでございますが、13節委託料では記念公園をはじめ各施設の管理、清掃、設計等委託料を予算化いたしました。15節工事請負費では、記念公園第1球場ベンチの設置、テニスコートの表層改修、さらに設備工事、植栽工事等であります。126 ページでございますが、17節公有財産購入費、これにつきましては土地開発公社への割賦金、記念公園用地を平成3年度買収いたしましたものの割賦金でございます。 127ページでございますが、第4項下水道費、公共下水道事業のための繰出金といたしまして前年度より1億 1,148万 6,000円増の3億 6,453万 2,000円を特別会計に繰り出しをいたしたいものであります。 次に 128ページ、消防費ですが、1目常備消防費、前年度比 905万 4,000円減の3億 337万 7,000円を計上し、消防施設の整備拡充を図るため訓練塔の設計委託料及び工事請負費等を計上いたしたところであります。 次に3目、 133ページでございますが、消防施設費では前年度比 609万 8,000円増の 3,765万 1,000円でありまして、15節工事請負費では防火貯水槽解体工事、自警消防団器具置場等移転工事費も計上いたしたところであります。 次に 135ページ、教育費ですが、3目教育指導費、 139ページでございます。13節の委託料といたしまして前年度に引き続きましてAET委託料として 159万 9,000円計上し、英語教育の充実を図るべく計上いたしたものでございます。次に 140ページですが、19節の負担金補助及び交付金でございます。海外交流事業補助といたしまして町内中学生の海外友好交流事業参加費として 249万 5,000円、平成3年度に引き続き計上したところであります。 次に、第2項小学校費、 142ページから 143ページになりますが、1目学校管理費、15節工事請負費でございます。小室小のプール本体塗装工事、それから南校舎防水工事、小針小でございますが、南校舎の外壁補修工事、南小校庭整備等、環境整備を図るべく計上いたしたところであります。 第3項中学費でございますが、 144ページ以降になりますが、 146ページ、15節工事請負費ですが、伊奈中におきましては多目的教室改造工事、第2音楽室防音設備工事、小針中におきましては校庭東側の舗装工事、南中におきましては砂場新設、植栽等、教育施設の充実と環境の整備を図るべく計上いたしました。 次に 151ページ、第5項社会教育費、1目社会教育総務費でございますが、152 ページでございます。19節負担金補助及び交付金ですが、県の洋上大学参加補助、さらに県等青少年海外研修参加者補助等、人材育成基金による事業化であります。 次に 153ページ、2目の公民館費でございますが、8節報償費です。公民館活動といたしまして新たに講座を開設のための講師謝礼の計上であります。 次に、3目図書館費でございますが、18節備品購入費 917万 5,000円です。図書館の充実を図るべく成人向け、あるいは児童向け図書、成人向け参考書等を整備したいので計上いたしたものであります。 次に 156ページですが、4目同和教育費、 157ページの5目資料館費につきましても前年ほぼ同額の予算を計上させていただいたところであります。 次に、第6項保健体育費でございますが、2目保健体育施設費、 160ページでございます。工事請負費といたしまして栄地内の施設につきまして水洗化に伴う改修工事費を計上いたしました。 次に 160ページから 161ページでございますが、第10款公債費です。1目元金になるわけですが、前年度比 4,331万 7,000円の増の3億 3,639万 1,000円。2目の利子ですが、 3,393万 8,000円増の3億 6,744万 3,000円とそれぞれ償還をするための計上をさせていただいたものであります。 これによりまして 183ページをごらんいただきたいのですが、地方債の調書でございます。当該年度末の現在高は58億 5,806万 4,000円となる見込みでございます。 なお 163ページ以降、給与費明細書、債務負担行為調書等添付してあります。 最初に戻っていただきますが、そういうことで平成4年度の予算総額といたしましては、歳入歳出それぞれ66億 7,600万円ということでございます。 次に、債務負担行為の関係でございますが、これにつきましては12ページをお願いいたしたいと思います。土地開発公社、それから北部開発に伴う伊奈新都市建設事業負担金及び上越新幹線併設道路用地について平成3年度で期間が切れますので、引き続きそれらの設定をいたしたいものであります。 次に、地方債の関係でございますが、平成4年度で投資的事業の財源といたしまして起こします地方債でありまして、これにつきましても13ページをごらんいただきたいと思いますが、防災行政無線整備事業ほか3件で合計1億 6,610万円を予定をいたしたところでございます。 さらに、別冊の参考資料等ご参照いただきまして、よろしくご審査をお願い申し上げたいと思います。 以上で説明を終わります。
○議長(鳥海努君) 以上で説明を終わります。 ただいまから10分間休憩をいたします。
△休憩 午後2時14分
△再開 午後2時29分
○議長(鳥海努君) 休憩を解いて再開をいたします。 議案の説明を続けます。
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△議案第16号の上程、説明
○議長(鳥海努君) 次に、第16号議案 平成4年度伊奈町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算を議題といたします。 事務局をして議案を朗読いたさせます。 局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(鳥海努君) 以上のとおりでございます。 続いて、提案者の説明を求めます。 企画財政課長。 〔参事兼企画財政課長 山本欽吾君登壇〕
◎参事兼企画財政課長(山本欽吾君) 第16号議案につきましてご説明を申し上げます。 平成4年度本特別会計の予算は、歳入歳出それぞれ 419万 2,000円でありまして、平成3年度比12万 6,000円の減であります。平成4年度におきましては貸し付けの予定者はなく、今まで貸し付けました13名の償還金等をもちまして公債費の償還をする予算であります。 よろしくご審査のほどをお願い申し上げます。
○議長(鳥海努君) 以上で説明を終わります。
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△第17号議案の上程、説明
○議長(鳥海努君) 次に、第17号議案 平成4年度伊奈町老人保健特別会計予算を議題といたします。 事務局をして議案を朗読いたさせます。 局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(鳥海努君) 以上のとおりでございます。 続いて、提案者の説明を求めます。 福祉課長。 〔福祉課長 関山熈一君登壇〕
◎福祉課長(関山熈一君) 第17号議案 平成4年度伊奈町老人保健特別会計予算の概要をご説明いたします。 本予算は老人保健法による医療費の支払いに関するもので、歳入歳出をそれぞれ7億 4,955万 4,000円と定めたいというものであります。 初めに、 205ページの歳出から申し上げます。 第1款医療諸費でありますが、本予算の主なものでありまして、医療給付費、医療費支給費合わせて7億 2,200万円で、歳出予算の96.3%を占めております。積算につきましては、医療給付件数等の実績をもとに所要額を算出したものでございます。 次の審査支払手数料でございますが、審査支払手数料 252万円は国保、社保等のレセプト審査に要する費用を計上いたしました。 次に 206ページの第3款予備費 2,503万 1,000円につきましては、医療費に不足が生じた場合に備えておくものであります。 次に、 202ページに戻りまして、歳入について申し上げます。 第1款支払基金交付金でありますが、医療費交付金として総医療費の70%相当額5億 540万円、審査支払手数料交付金として 251万 9,000円を計上いたしました。 第2款の国庫支出金につきましては、総医療費の20%相当額1億 4,440万円。第3款県支出金、 203ページ第4款繰入金につきましては総医療費の5%相当額 3,610万円をそれぞれ計上をいたしました。 第5款の繰越金 2,500万円ですが、平成3年度から平成4年度への繰越見込額であります。 以上で説明を終わります。よろしくご審査をお願い申し上げます。
○議長(鳥海努君) 以上で説明を終わります。
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△第18号議案の上程、説明
○議長(鳥海努君) 次に、第18号議案 平成4年度伊奈町国民健康保険特別会計予算を議題といたします。 事務局をして議案を朗読いたさせます。 局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(鳥海努君) 以上のとおりでございます。 続いて、提案者の説明を求めます。 保健衛生課長。 〔保健衛生課長 小山政道君登壇〕
◎保健衛生課長(小山政道君) 第18号議案 平成4年度伊奈町国民健康保険特別会計予算につきましてご説明を申し上げます。 平成4年度予算は、歳入歳出それぞれ8億 6,403万 7,000円と定める案でございます。前年当初予算に比べまして 591万 7,000円、率にいたしまして0.69%の増であります。 本年度予算は、平成3年度に引き続き保険税率の引き上げを行わず、さらに賦課限度額も同額の44万円とし、国、県等からの収入を前年度の実績に基づき可能な限り見込みました。さらに基金積立金を取り崩して、依然として増大している医療費に対応すべく編成したところであります。 本年度予算は、世帯数を 2,660世帯、被保険者総数を 6,486人、そのうち一般被保険者を 5,200人、退職被保険者等を 514人、老人保健対象者を 772人と見込んだところであります。これをもとにご説明を申し上げます。 218ページの歳出をお開きいただきたいと思います。第1款総務費のうち第1項総務管理費、第2項徴税費、第3項運営協議会費、第4項趣旨普及費につきましては前年と同様の考え方で計上をいたしました。 221ページ、第2款保険給付費のうち一般被保険者療養給付費4億 1,886万 1,000円につきましては、過去3年間の実績に厚生省で示しております推計方法により計上いたしました。また、前年度と比較いたしますと7.78%の伸びであります。 次に、退職者分の療養給付費1億 1,036万 9,000円につきましても同様に実績に基づき計上いたしました。さらに一般分及び退職者分の療養費と高額療養費につきましても、療養給付費の負担割合によりまして計上をいたしました。 なお、4月から診療報酬が実質 2.5%引き上げられますので、ただいま申し上げました予算の額に含めて計上をしたところであります。 続きまして 222ページの助産費及び葬祭費につきましては、後ほどご提案申し上げます国民健康保険条例の一部改正におきまして、助産費を13万円から24万円に、葬祭費を6万円から7万円にそれぞれ引き上げたく計上いたしました。 第3款老人保健拠出金1億 9,570万円は、平成2年度の町の老人医療費に要した額に厚生省で示します率により算出計上いたしました。 次に 223ページの高額医療費共同事業拠出金 628万 6,000円は、高額医療費の支払いに対し保険者の急激な財政負担を緩和するため全保険者の拠出金と県の補助金で行う再保険制度であります。 第5款保健施設費につきましては総額で 148万 2,000円、前年度より増額し、疾病の早期発見、早期治療や健康の保持増進をさらに進めてまいりたいと考えております。 前に戻りまして 214ページの歳入につきましてご説明を申し上げます。 第1款国保税につきましては、昨年12月現在の調定により計上をいたしました。冒頭にも申し上げたとおり前年度に引き続き賦課限度額及び税率の引き上げを行わずに編成し、現年度課税分といたしましては4億 1,528万 6,000円となり、1世帯当たりに換算いたしますと15万 6,123円、1人当たりでは6万 4,028円となる見込みであります。 第3款国庫支出金、第1目事務費負担金のうち職員の給与費相当分を平成4年度から一般財源化し、地方財政措置を、これは地方交付税措置でございますが、講ずることになったため物件費のみを計上いたしました。 第2目療養給付費等負担金のうち説明欄1億 8,356万 2,000円につきましては、歳出の一般分療養給付費と療養費の費用額から保険基盤安定繰入金 552万 5,000円を差し引いた額に国が定める率により計上いたしました。 同じく老人保健拠出金負担金 7,827万 9,000円は、歳出の拠出金の40%を計上したところであります。 また、第2項国庫補助金のうち助産費補助金は一般財源化し、地方財政措置を講ずることとなったところであり、先ほど申し上げました事務費負担金の人件費分と合わせまして一般会計から国保会計へ繰り入れられるものであります。 215ページの第4款療養給付費交付金 7,792万円につきましては退職者分にかかる交付金で、歳出の療養給付費、療養費及び高額療養費から退職者分の国保税 3,910万 6,000円を差し引いた額が支払基金から交付されるものであります。 216ページの第5款県支出金及び第6款共同事業交付金につきましては、前年度の交付基準に基づきまして計上いたしました。 第8款繰入金、一般会計繰入金は本年度は 4,000万円とし、保険基盤安定繰入金として 552万 5,000円を一般会計より繰り出しを願い、さらに基金を 2,500万円取り崩す考えであります。 最後に、 217ページの第10款諸収入につきましては前年と同様計上いたしました。 以上、簡単でございますが説明を終わります。よろしくご審査くださるようお願い申し上げます。
○議長(鳥海努君) 以上で説明を終わります。
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△第19号議案の上程、説明
○議長(鳥海努君) 次に、第19号議案 平成4年度伊奈町公共下水道事業特別会計予算を議題といたします。 事務局をして議案を朗読いたさせます。 局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(鳥海努君) 以上のとおりでございます。 続いて、提案者の説明を求めます。 下水道課長。 〔下水道課長 内田芳男君登壇〕
◎下水道課長(内田芳男君) 第19号議案につきましてご説明申し上げます。 平成4年度伊奈町公共下水道事業特別会計予算について、歳入歳出それぞれ16億 1,140万円とする案でございます。242 ページの歳入からご説明申し上げます。 第1款分担金及び負担金につきましては、平成4年度賦課分の受益者負担金 4,972万円と滞納繰越分としまして58万 4,000円を歳入として見込んだものでございます。 第2款使用料及び手数料につきましては、栄3丁目から6丁目までの下水道使用者の水道使用料の実績により算出したものでございます。 第3款国庫支出金につきましては、今回促進事業の補助金のみ予算計上してございますが、前年度対比で減額になってございますが、これは去年度までは促進分及び通常分として予算計上しておりましたが、今年度分は通常分についてはNTT無利子貸付金として計上するよう指導があり、第8款町債に通常の補助金に見合う3億 100万円を計上しております。このNTT無利子貸付金につきましては、貸付金の償還時において償還金に相当する金額を補助金として交付されるものでございます。 次に 243ページでございます。第4款県支出金につきましては、伊奈特定土地区画整理事業地内の公共下水道事業の施行に伴う県負担金でございます。 第5款繰入金につきましては一般会計からの繰入れでございます。 次に 244ページ、第8款町債につきましては、先ほども説明したとおり7億 2,310万円のうち3億 100万円はNTT無利子貸付金となりますので、実質的事業債は4億 2,210万円となるものでございます。 次に、歳出についてご説明申し上げます。 247ページをごらんいただきたいと思います。 第2款事業費のうち13節委託料としまして、平成4年度に面整理をいたします栄2丁目、栄1丁目一部の実施設計委託料でございます。中部土地区画整理事業地内公共下水道調査委託料は、現在町で施行中の区画整理地内の公共下水道整備についての調査費でございます。施工管理委託料につきましては、平成4年度に整備いたします幹線及び枝線の管理委託でございます。伊奈特定土地区画整理事業地内公共下水道事業委託料は、区域内の県施行による下水道工事の委託料でありまして、それらを合わせまして6億 2,394万 2,000円を計上したものでございます。次に15節工事請負費でございますが、寿地内の汚水を賄う汚水2号幹線工事及び北部開発地域の汚水1号幹線工事、栄2丁目、栄1丁目一部地域の面整備工事と舗装復旧工事として7億 1,953万円計上したものでございます。22節補償補填及び賠償金につきましては、工事の施行に支障を来す東電及びNTTの架線、さらに水道管の移設等の費用として 400万円計上したものでございます。 2目の流域下水道事業でありますが、中川流域下水道事業建設負担金として 4,562万 1,000円を計上したものであります。 第3款公債費でございますが、大蔵省運用部、公営企業金融公庫、銀行等へ償還する元金と利息であります。 前に戻りますが、 240ページをお開き願いたいと思います。起債の目的及び限度額の方法等につきましては第3表地方債に掲載しておりますので、ごらんいただきたいと思います。 以上で説明を終わります。よろしくご審議をお願いいたします。
○議長(鳥海努君) 以上で説明を終わります。
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△第20号議案の上程、説明
○議長(鳥海努君) 次に、第20号議案 平成4年度伊奈町中部特定土地区画整理事業特別会計予算を議題といたします。 事務局をして議案を朗読いたさせます。 局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(鳥海努君) 以上のとおりでございます。 続いて、提案者の説明を求めます。 都市整備課長。 〔都市整備課長 斎藤 肇君登壇〕
◎都市整備課長(斎藤肇君) 第20号議案 平成4年度伊奈町中部特定土地区画整理事業特別会計予算についてご説明いたします。 平成4年度予算につきましては、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8億 7,592万 7,000円としたいものでございます。 268ページをお開き願います。 歳入からご説明いたします。 第1款国庫支出金につきましては 6,450万円計上させていただきました。 第2款県支出金は、国庫補助対象事業費の10分の1の 1,200万円。 第3款繰入金は一般会計からでございますけれども、 9,692万 4,000円で、これは国庫補助事業費の町負担等でございます。 第4款繰越金、第5款諸収入につきましては口あけでございます。 第6款町債7億 250万円は事業費の財源に充てるための事業債でございます。なお、地方債の詳細につきましては 266ページの第2表地方債のとおり起債したいものでございます。 続きまして 270ページ以降の歳出についてご説明いたします。 第1款総務費 858万 5,000円につきましては、本事業に係わる職員1名分の給料、手当等及び人件費並びに事務費を計上させていただきました。 第2款事業費7億 8,221万 9,000円についてでありますが、その内訳は道路、排水施設実施設計業務、家屋・物件等の調査積算業務、施工監理業務等の委託料 5,756万 8,000円、第15節工事請負費2億 7,949万円は、道路築造、雨水管築造及び附帯工事費、22節補償補填及び賠償金4億 4,516万 1,000円は道路築造に伴う家屋・物件移転等補償料及び水道管等の移設補償料でございます。 第3款公債費 8,212万 3,000円につきましては、元金の償還及び償還利子でございます。 第4款予備費は 300万円計上させていただきました。 なお、 273ページ以降、給与費明細書及び地方債調書を添付してございます。 以上、簡単でありますが説明を終わります。よろしくご審議のほどをお願いいたします。
○議長(鳥海努君) 以上で説明を終わります。
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△第21号議案の上程、説明
○議長(鳥海努君) 次に、第21号議案 平成4年度伊奈町水道事業会計予算を議題といたします。 事務局をして議案を朗読いたさせます。 局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(鳥海努君) 以上のとおりでございます。 続いて、提案者の説明を求めます。 水道課長。 〔水道課長 関根茂弥君登壇〕
◎水道課長(関根茂弥君) 第21号議案につきましてご説明を申し上げます。 第2条の業務の予定量でございますが、給水戸数は 339戸増加を見込みまして 8,339戸を予定したところでございます。年間総給水量は 332万 1,500立方メートルを予定、前年当初比 4.3%増を見込んだものでございます。1日平均給水量は 9,100立方メートル、ちなみに1日最大給水量は1万 1,400立方メートルを見込んでございます。 建設改良事業でございますが、導・配水管布設替工事 2,350メートル、うち中部土地区画整理事業で 1,690メートル、単独事業の4年目といたしまして石綿管布設替工事等で 510メートルほどを予定してございます。 配水管布設工事 3,845メートル、これにつきましては北部区画整理のほか県道伊奈中央線を予定してございます。消火栓は新設で14基、取替で4基設置したいというものでございます。 次に2ページの、予算第3条でございますが、主なものにつきましては5ページの実施計画によりご説明させていただきます。 第1項営業収益のうち給水収益の料金では5億 7,397万 5,000円、前年当初比 2.4%の増加でございますが、加入金は大口使用者等の予定はなく、前年当初比 4.7%の減額計上となりました。 2目受託工事収益 7,193万 7,000円、前年当初比26.8%増額でございますが、3年間据え置きの給水装置工事単価表につきまして平成4年度に平均38%の改定を行いますので、この分を計上させていただいたほかはほぼ前年度並でございます。 3目その他の営業収益 3,180万 6,000円、材料売却収益等、前年度の伸びを勘案いたしまして11%増を計上したものでございます。 第2項営業外収益、うち受取利息及び配当金 3,347万 9,000円につきましては、資金運用益にも厳しさが見え始めておりますが、前年当初比14.4%減の運用益を計上させていただいたものであります。 2目雑収益18万 7,000円、これにつきましては下水道への情報提供料でございます。 次に、6ページの支出でございますが、第1項営業費用のうち原水及び浄水費2億 691万円、前年当初比10.2%増額でありますが、受水量を日量 400立方メートル増量したこと及び県水の値上げ等によります増でございます。 2目配水及び給水費1億 2,576万 9,000円、2名分の人件費のほかPCタンクの屋根の風化が激しいため改修工事を予定したこと等で、前年当初に比べまして10.2%の増でございます。 3目受託工事収益 8,607万円、前年当初に比べまして33.8%の増額となりますが、収入の受託工事収益を増額したことによるものでございます。 4目業務費 2,424万 9,000円、これにつきましてはほぼ前年度並の計上でございます。 5目総係費 6,702万 4,000円、6名分の人件費のほか事務所の電灯の改修を予定したこと等で、前年度に比べまして21%の増でございます。 次に、3ページに戻りますが、予算第4条第1款資本的収入1億 8,795万 3,000円、うち他会計負担金 1,274万 2,000円、これにつきましては一般会計負担によります消火栓設置費でございます。 2項工事負担金1億 7,521万 1,000円、これにつきましては中部、北部土地区画整理事業によります工事負担金を計上したところでございます。 次に、支出でございますが、第1款資本的支出 2,905万 2,000円、このうち建設改良費で2億 3,733万 9,000円、企業債償還金 5,271万 3,000円で、資本的収入に対し資本的支出に不足する額1億 209万 9,000円は過年度分損益勘定留保資金等で補填させていただきたいわけでございます。 次に27ページの、予定貸借対照表のうち7の剰余金でございますが、平成3年度末の利益剰余金は 7,072万 6,000円が見込めるところでございます。 22ページでございますが、7剰余金、2)利益剰余金、減債積立金に 353万 7,000円を積み立てしたいものでございます。したがいまして、繰越利益剰余金年度末残高は 6,718万 9,000円が応ずる見込みでございます。なお、当年度末におきます税抜き純利益は 3,993万 1,000円が応ずる見込みでございます。 以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどをお願いいたします。
○議長(鳥海努君) 以上で説明をおります。
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△第22号議案の上程、説明
○議長(鳥海努君) 次に、第22号議案 伊奈町職員定数条例の一部を改正する条例を議題といたします。 事務局をして議案を朗読いたさせます。 局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(鳥海努君) 以上のとおりでございます。 続いて、提案者の説明を求めます。 総務課長。 〔参事兼総務課長 加藤重雄君登壇〕
◎参事兼総務課長(加藤重雄君) 第22号議案 伊奈町職員定数条例の一部を改正する条例について、提案理由等についてご説明申し上げます。 町長の事務部局、議会の事務部局、教育委員会の所管する部局の行政需要の増加に伴いまして職員の適正配置を図るために改正をいたしたいものでございます。 第2条中、町長部局現行 162人を 180人に、議会事務局現行3人を4人に、それから教育委員会の所管する部局27人を30人に改めたいものでございます。 なお附則で、この条例は平成4年4月1日から施行したいものでございます。 よろしくご審査をお願いいたします。
○議長(鳥海努君) 以上で説明を終わります。
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△第23号議案の上程、説明
○議長(鳥海努君) 次に、第23号議案 伊奈町特別職の職員で非常勤の者等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 事務局をして議案を朗読いたさせます。 局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(鳥海努君) 以上のとおりでございます。 続いて、提案者の説明を求めます。 総務課長。 〔参事兼総務課長 加藤重雄君登壇〕
◎参事兼総務課長(加藤重雄君) 第23号議案 伊奈町特別職の職員で非常勤の者等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由と内容についてご説明申し上げます。 選挙長等の報酬の額を改定いたしまして、新たに産業医の報酬の額を定めたいためにこの案を提出いたすものでございます。 国の選挙執行基準額の引き上げに伴いまして別表費用弁償額欄中、選挙長、投開票管理者現行 9,500円を 1,800円引き上げて1万 300円に、選挙立会人、投開票立会人現行 8,100円を 700円引き上げて 8,800円に改めるものでございます。 また、旅費額の欄中「伊奈町職員」これを「伊奈町職員等」に改め、下水道審議会の項の次に次のように加えるものであります。産業医報酬額を月額5万円、費用弁償額 2,000円とするものでございます。 なお、同表中、消防団の項につきましては、伊奈消防団の定員、任免、給与、服務等に関する条例の制定に伴い削るものでございます。 附則で、この条例は平成4年4月1日から施行するものであります。 よろしくご審査をお願いいたします。
○議長(鳥海努君) 以上で説明を終わります。
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△第24号議案の上程、説明
○議長(鳥海努君) 次に、第24号議案 町長、助役及び収入役の給与等に関する条例及び教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 事務局をして議案を朗読いたさせます。 局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(鳥海努君) 以上のとおりでございます。 続いて、提案者の説明を求めます。 総務課長。 〔参事兼総務課長 加藤重雄君登壇〕
◎参事兼総務課長(加藤重雄君) 第24号議案 町長、助役及び収入役の給与等に関する条例及び教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。 今回の改正は、人事院の勧告に基づいて国の指定職にも通勤手当を支給する旨の勧告がなされました。それに基づきまして支給されることとなったので、これに合わせて町の特別職教育長にも通勤手当を支給できるよう条例改正をするものでございます。 内容につきましては、三役については第2条中「給料及び」を「給料、通勤手当及び」に改め、第6条から第4条までを1条ずつ繰り上げ、第5条に通勤手当を加えるものでございます。 教育長については、第2条中「給料及び」を「給料、通勤手当及び」に改め、第8条を第9条とし、第5条から第7条まで1条ずつ繰り下げ、第4条の次に第5条通勤手当を加えるものでございます。 附則で、この条例は平成4年4月1日から施行したいものであります。 よろしくご審査をお願いいたします。
○議長(鳥海努君) 以上で説明を終わります。
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△第25号議案の上程、説明
○議長(鳥海努君) 次に、第25号議案 伊奈町職員の育児休業等に関する条例を議題といたします。 本案は朗読を省略をいたし、直ちに説明を求めます。 総務課長。 〔参事兼総務課長 加藤重雄君登壇〕
◎参事兼総務課長(加藤重雄君) 第25号議案 伊奈町職員の育児休業等に関する条例について、提案理由並びに内容についてご説明を申し上げます。 地方公務員の育児休業に関する法律が制定されたことに伴いまして、職員の育児休業等に関し必要な事項を定めたいのでこの案を提出いたすものでございます。 第1条の趣旨についてでございますが、職員の育児休業等に関し法律の規定に基づいて必要な項を定めたものでございます。 育児休業法の第2条第1項については、育児休業の承認でございます。それから第3条第2項は育児休業の期間の延長を規定しております。第5条第2項は育児休業の承認の変更の規定、第7条は職務復帰後の給与の取り扱いの規定、さらに第9条第1項及び第2項につきましては部分休業の規定でございます。 さらに附則第5条第2項につきましては、女子教職員等に対する給付の特例、これは育児休業給の支給規定でございます。 第2条は育児休業をすることのできない職員で、法第2条第1項の条例で定める職員について第1号から第6号まで規定したものでございます。 次に、第3条につきましては、再度の育児休業をすることができる特別の事情の職員について法第2条第1項ただし書の規定によって第1号から第3号に規定したものでございます。 次に、第4条につきましては、育児休業期間の再度の延長のできる特別の事情について法第3条第2項で育児休業の期間の延長は条例で定める特別の事情がある場合を除き1回に限るものとする、この規定により定めたものでございます。 第5条につきましては、育児休業の承認の取消理由でございます。これは法第5条第2項で育児休業をしている職員が当該育児休業に係る子を養育しなくなったことの規定で、条例で定める理由は、職員以外の子の親が養育することができることとなった場合が適用されます。 次に、第6条は職務復帰後における給与等の取り扱いを規定したもので、職員が復帰した場合には当該育児休業した期間の2分の1に相当する期間を引き続き勤務したものとみなして復帰後の昇給に調整し、調整期間の範囲内で最初の昇給にかかる昇給期間を短縮することができる規定でございます。 第2項につきましては、調整に対して余剰の期間を生ずる者についてはその余剰期間の範囲内で調整後の最初の昇給に係る昇給期間を短縮することができる規定でございます。 第7条は部分休業をすることのできない職員でございまして、第1号から第3号までに規定したものでございます。 第8条、これは部分休業の承認で、勤務時間の始め又は終わりにおいて1日を通じて2時間を超えない範囲内で30分を単位として行う規定であります。 伊奈町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例第8条第1項第3号では、特別休暇で生後1年に達しない生子を育てる場合1日に2回それぞれ30分間の特別休暇を承認する規定があります。これらを承認されている職員についてはその時間を減じた時間とするものであります。 第9条は部分休業する職員の給与について規定したもので、部分休業の承認を受けて勤務しない場合は勤務1時間当たりの給与を減額して支給するものであります。 第10条は部分休業の承認の取消理由で、これは第5条の規定を準用するものでございます。 附則で、この条例は、平成4年4月1日から施行したいものでございます。 2項は現在支給対象となっている保母のみ該当いたします。職務の特殊性から育児休業給を支給するものであります。 3項以下は本条例の適用に必要な諸規定でございます。 よろしくご審査をお願いいたします。以上で説明を終わります。
○議長(鳥海努君) 以上で説明を終わります。
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△第26号議案の上程、説明
○議長(鳥海努君) 次に、第26号議案 伊奈町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 事務局をして議案を朗読いたさせます。 局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(鳥海努君) 以上のとおりでございます。 続いて、提案者の説明を求めます。 総務課長。 〔参事兼総務課長 加藤重雄君登壇〕
◎参事兼総務課長(加藤重雄君) 第26号議案 伊奈町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。 平成3年度の人事院の勧告に基づいて管理職員特別勤務手当が新設されたことに伴いまして本条例で支給できるよう規定を整備したいので、この案を提出するものでございます。 第6条第2項は、休日勤務を命ずる場合その日にかえてその日の勤務を免除することができる規定でありますが、この項を削り同条第3項中「前2項」を「前項」に、同項同条第2項とするものであります。 なお、施行期日は、平成4年4月1日から施行したいものであります。 次に、伊奈町職員の給与に関する条例の一部の改正でありますが、第14条第3項は任命権者が休日にかえて職員に他の日の勤務を免除した場合、休日勤務手当は支給しない規定でありますが、この項を削り同条第4項中「前3項」を「前2項」に、「第6条第3項」を「第6条第2項」に改めるものであります。なお、同項を同条第3項とするものです。 第17条の2中「第6条第3項」を「第6条の第2項」に繰り上げるものでございます。 なお、施行は平成4年4月1日からするものでございます。 よろしくご審査をお願いいたします。
○議長(鳥海努君) 以上で説明を終わります。 ただいまから10分間休憩いたします。
△休憩 午後3時26分
△再開 午後3時39分
○議長(鳥海努君) 休憩を解いて再開をいたします。 議案の説明を続けます。
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△第27号議案の上程、説明
○議長(鳥海努君) 第27号議案 議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 事務局をして議案を朗読いたさせます。 局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(鳥海努君) 以上のとおりでございます。 続いて、提案者の説明を求めます。 総務課長。 〔参事兼総務課長 加藤重雄君登壇〕
◎参事兼総務課長(加藤重雄君) 第27号議案 議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。 提案理由でも申し上げてありますように、議会の議決に付すべき契約に係る予定価格の金額を改定をいたしたいので、この案を提案するものであります。 この改定につきましては県の町村会から県内統一して条例を改正をしていこうという指導のもとに今回ご提案をさせていただくものでございます。 よろしくご審査をお願いいたします。
○議長(鳥海努君) 以上で説明を終わります。
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△第28号議案の上程、説明
○議長(鳥海努君) 次に、第28号議案 伊奈町災害見舞金等支給条例を議題といたします。 本案は朗読を省略し、直ちに説明を求めます。 福祉課長。 〔福祉課長 関山熈一君登壇〕
◎福祉課長(関山熈一君) 第28号議案 伊奈町災害見舞金等支給条例についてご説明申し上げます。 本条例案は、災害救助法の適用に至らない災害及び伊奈町災害弔慰金の支給等に関する条例に規定する見舞金等が支給できない自然災害等について町としてお見舞いを申し上げたいという趣旨で制定するものであります。 条文の概要でありますが、第2条で対象とする災害について、第3条で見舞金等の支給を受けることができる範囲について、第4条で見舞金等の額について定めるものでございます。 なお、本条例の施行を平成4年4月1日からとしたいというものであります。 簡単ですが、以上で説明を終わります。よろしくご審査をお願いいたします。
○議長(鳥海努君) 以上で説明を終わります。
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△第29号議案の上程、説明
○議長(鳥海努君) 次に、第29号議案 伊奈町ねたきり老人手当支給条例の一部を改正する条例を議題といたします。 事務局をして議案を朗読いたさせます。 局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(鳥海努君) 以上のとおりでございます。 続いて、提案者の説明を求めます。 福祉課長。 〔福祉課長 関山熈一君登壇〕
◎福祉課長(関山熈一君) 第29号議案 伊奈町ねたきり老人手当支給条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。 本改正案は、第3条に定める手当の額を月額一律 5,000円に引き上げたいというものであります。 なお、第3条の改正に伴いまして第11条の第3号、これは生計中心者に所得税が課せられたとき、第4号生計中心者が変更したときの届け出の必要がなくなるということから第3号、第4号を削除し、第5号及び第6号を繰り上げるものでございます。 なお、他の条文につきましては文言整理を行うというものでございます。 なお、本条例の施行を平成4年4月1日からとしたいものであります。 以上で説明を終わります。よろしくご審査をお願い申し上げます。
○議長(鳥海努君) 以上で説明を終わります。
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△第30号議案の上程、説明
○議長(鳥海努君) 次に、第30号議案 伊奈町国民健康保険給付費支払基金条例を議題といたします。 事務局をして議案を朗読いたさせます。 局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(鳥海努君) 以上のとおりでございます。 続いて、提案者の説明を求めます。 保健衛生課長。 〔保健衛生課長 小山政道君登壇〕
◎保健衛生課長(小山政道君) 第30号議案 伊奈町国民健康保険給付費支払基金条例につきましてご説明を申し上げます。 現在の伊奈町国民健康保険運営準備基金の設置、管理及び処分に関する条例は基金の支払い目的が不明確であるため、新たに第1条として保険給付費の支払いが不足したときに基金を充当するよう支払目的を明確にしたものであります。 第2条につきましては基金の積み立ては国保特別会計予算に定めた額を積み立てるとし、第3条以降につきましては他の基金条例と同様にしたものであります。 なお、この条例は平成4年4月1日から施行したいものであります。 以上、簡単でございますが説明を終わります。よろしくご審査くださるようお願い申し上げます。
○議長(鳥海努君) 以上で説明を終わります。
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△第31号議案の上程、説明
○議長(鳥海努君) 次に、第31号議案 伊奈町国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。 事務局をして議案を朗読いたさせます。 局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(鳥海努君) 以上のとおりでございます。 続いて、提案者の説明を求めます。 保健衛生課長。 〔保健衛生課長 小山政道君登壇〕
◎保健衛生課長(小山政道君) 第31号議案 伊奈町国民健康保険条例の一部を改正する条例につきましてご説明を申し上げます。 今回の改正は第6条の助産費の支給額、現行13万円を24万円に引き上げたいものであります。この引き上げにつきましては、政管健保の分娩費の最低補償額が24万円に引き上げられたことに基づくものと、国の補助基準額が13万円3分の1国庫補助から24万円3分の2一般会計補助に引き上げられるためのものであります。 次に、第7条葬祭費6万円を7万円に引き上げたいものであります。これにつきましては助産費の支給額が引き上げられることによるものであります。 第11条削除につきましては、現行条例は財産管理についての規定でございますが、地方自治法及び地方自治法施行令にこのことについての規定がありますので削除し条文の整理をしたいものであります。 なお、附則といたしまして、この条例は平成4年4月1日から施行したいものであります。 以上で説明を終わります。よろしくご審査のほどをお願い申し上げます。
○議長(鳥海努君) 以上で説明を終わります。
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△第32号議案の上程、説明
○議長(鳥海努君) 次に、第32号議案 伊奈町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 事務局をして議案を朗読いたさせます。 局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(鳥海努君) 以上のとおりでございます。 続いて、提案者の説明を求めます。 水道課長。 〔水道課長 関根茂弥君登壇〕
◎水道課長(関根茂弥君) 第32号議案につきましてご説明申し上げます。 今回の改正につきましては、提案理由にもございますように地方公務員の育児休業法が制定されたことに伴いまして地方公営企業法の一部の改正が行われました。これに伴いまして条例の一部を改正したいものであります。 内容でございますが、第16条に第2項を加える改正は、職員が部分休業の承認を受けて勤務しない場合についての減額を設けたものであります。 第19条を加える改正は、育児休業を受けた職員の給与の支給についての規定を設けたものであります。 なお、この条例は平成4年4月1日から施行したいものであります。 よろしくご審査のほどをお願い申し上げます。
○議長(鳥海努君) 以上で説明を終わります。
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△第33号議案の上程、説明
○議長(鳥海努君) 次に、第33号議案 伊奈町火災予防条例の一部を改正する条例を議題といたします。 本案は朗読を省略し、直ちに提案者の説明を求めます。 消防長。 〔消防長 福島好治君登壇〕
◎消防長(福島好治君) 第33号議案 伊奈町火災予防条例の一部を改正する条例、本条例は火災予防条例準則の一部が改正されたことに伴い必要な規定の整備をしたいので、この案を提出するものであります。 今回の改正は、火を使用する設備などこれまでにない携帯用のものの普及が進んでおり、火災予防の観点からこれに対応した構造等の基準を定めるほか、設備全般にわたって防火安全性の一層の向上を図るものであり、また火の使用の制限に関する事項や避難管理に関する事項についても必要な規定の整備を図るものであります。 主な改正要点としては、第3条の4関係で、火を使用する設備のうちいわゆる厨房設備などの設置位置、構造、管理等について新たに集約規定されております。 また、第23条関係で、劇場、重要文化施設等における喫煙所標示の標識設置規定など、火の使用制限に関する規定の整備、それから第35条関係で劇場等の客席の基準、避難通路等に対する規定の整備など防火安全性の向上を図るもの、また第37条2の関係でディスコ、ライブハウス等での非常時における特殊照明、音響の停止処置など避難管理に係わる新設規定であります。 よろしくご審議願います。
○議長(鳥海努君) 以上で説明を終わります。
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△第34号議案の上程、説明
○議長(鳥海努君) 次に、第34号議案 伊奈消防団の設置等に関する条例を議題といたします。 事務局をして議案を朗読いたさせます。 局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(鳥海努君) 以上のとおりでございます。 続いて、提案者の説明を求めます。 消防長。 〔消防長 福島好治君登壇〕
◎消防長(福島好治君) 第34号議案 伊奈消防団の設置等に関する条例、これは消防組織法に基づき制定するものでありまして、現条例の整備であります。 現在消防団の設置等につきましては伊奈消防団規則で定められており、これを法に沿って整備したいものであります。 第1条は、消防組織法第15条第1項に基づき消防団の設置、名称及び区域についてはこの条例によるものと定めたものであります。 第2条においては、消防団の名称、設置及び管轄区域を別表のとおり定めたものであります。 よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(鳥海努君) 以上で説明を終わります。
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△第35号議案の上程、説明
○議長(鳥海努君) 次に、第35号議案 伊奈消防団の定員、任免、給与、服務等に関する条例を議題といたします。 本案は朗読を省略し、直ちに提案者の説明を求めます。 消防長。 〔消防長 福島好治君登壇〕
◎消防長(福島好治君) 第35号議案 伊奈消防団の定員、任免、給与、服務等に関する条例、これは第34号議案に関連するものてありまして、消防組織法の規定に基づき制定したいものであります。 概要を申し上げます。 第三条、団員の資格でありまして、第1号において本町に居住する者のみでなく本町に勤務する者も含める。第2号で年齢は18歳以上の者といたしたところであります。 第12条で団員の報酬額などでありまして、別表のとおり、水火災や訓練等に従事した場合1回当たり 1,500円を支給することとしたいものであります。 第13条は公務災害補償でありまして、現在加入している埼玉県市町村消防団員等公務災害補償により支給するものであります。 第14条は退職報償金でありまして、これは伊奈町非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例のとおりであります。 以上です。よろしくご審議のほどをお願いいたします。
○議長(鳥海努君) 以上で説明を終わります。
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△第36号議案の上程、説明
○議長(鳥海努君) 次に、第36号議案 町道路線の認定についてを議題といたします。 事務局をして議案を朗読いたさせます。 局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(鳥海努君) 以上のとおりでございます。 続いて、提案者の説明を求めます。 建設課長。 〔建設課長 細田藤夫君登壇〕
◎建設課長(細田藤夫君) 第36号議案 町道路線の認定についてご説明いたします。 今回10路線認定したいわけですけれども、その内訳といたしましては、2434号、4330号、この2路線につきましては私道が町に寄附採納されたものです。 また、2435号、2436号、4331号の3路線につきましては開発許可によります町へ帰属されるものです。 また、4332号から4336号の5路線につきましては、佐藤栄学園によります埼玉工業専門学校の建設に伴いまして 1,132メートルを認定したいものです。 以上であります。よろしくご審議のほどをお願いいたします。
○議長(鳥海努君) 以上で説明を終わります。
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△第37号議案の上程、説明
○議長(鳥海努君) 次に、第37号議案 町道路線の廃止についてを議題といたします。 事務局をして議案を朗読いたさせます。 局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(鳥海努君) 以上のとおりでございます。 続いて、提案者の説明を求めます。 建設課長。 〔建設課長 細田藤夫君登壇〕
◎建設課長(細田藤夫君) 第37号議案 町道路線の廃止についてご説明いたします。 この2路線につきましては、さきの道路認定とのかかわりがございまして、埼玉工業専門学校建設に伴いまして 687メートルを廃止したいものです。 以上です。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(鳥海努君) 以上で説明を終わります。
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△請願の報告
○議長(鳥海努君) 次に、日程第7、請願の報告を行います。 今期定例会に提出されました請願については、文書表をお手元に配付いたしましたが、念のため事務局より請願名を朗読いたさせます。 局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(鳥海努君) 以上のとおりでございます。
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△請願第1号の上程、説明
○議長(鳥海努君) 請願受付第1号 原爆被害者援護法制定促進に関する請願を議題といたします。 本案は朗読を省略し、直ちに紹介議員の説明を求めます。 22番、金子君。 〔22番 金子利作君登壇〕
◆22番(金子利作君) 22番の金子であります。 請願第1号 原爆被害者援護法制定促進に関する請願について提案理由の説明を申し上げます。 1945年、昭和20年ですが、8月6日、皆様もご存じのとおり世界最初の軍事用ウラニウム爆弾が広島市に投下されました。そして、その3日後の8月9日にはプルトニウム爆弾が長崎市に投下されたのであります。これらの原子爆弾のエネルギーはTNT火薬に換算しますと20キロトンに相当するというふうに推定されているようであります。そして、爆発とともに大きな太陽とも言われているとおり火の玉がつくられて、爆発から強烈な熱線と放射線が四方へ放射され、周りの空気が膨張して大爆発となったということが当時の記録でも示されているところであります。いずれの爆弾とも空中爆発でありまして、爆発によって発生したエネルギーの35%が熱エネルギー、50%が爆風、そして15%が放射線エネルギーになったと言われているわけであります。 この原爆によって多数の死亡者が出ているのでありますが、その正確な数値につきましては今日までも明らかになっていないわけでありますが、1945年、ちょうど落とされて半年たった後約20数万人が死亡するという、人類史上初の不幸な体験を日本国民は味あわされてきたわけであります。その後も死者は後を絶たず、被爆47年を迎える今日でも被爆者は原爆症やあるいはガン、白血病、肝臓等、原爆に起因する病気に悩まされているのが現状であります。 当町でも数名の被爆者が在住しているようでありますが、これまで被爆され亡くなられた9割の方々がガンだというふうに言われ、その現実を目の前にしたとき、恐怖と不安と闘いながら暮らしている人たちに国としても温かい手を差し伸べるべきと考えます。 現在国が被爆者に対し措置しているものは原爆療養法、それと被爆者特別措置法の2法であります。この法律は後遺症のひどい被爆者に医療費補てんを行うことを内容としているものでありますけれども、何の罪もない市民が被爆による死への恐怖に対する一切の補償は行われていないわけであります。全国40数万の被爆者は高齢化をしておりまして、一日も早く原爆被害者援護法の制定を望んでいるところであります。 国に対する意見書の内容でありますけれども、その一つについては、被爆者に対する国家補償を行うことであります。原爆被爆者に対し国が補償するということは、再び核戦争のような惨禍を引き起こさない、そういう決意も表明しているものというふうに思うわけであります。 二つ目は、原爆死没者の家族に弔慰金と遺族年金を支給することであります。 三つ目は、被爆者の健康管理と治療、療養について国が責任を持って行うということであります。 四つ目は、すべての被爆者に被爆者年金を創設して、身体的なあるいは精神的な苦痛に報いると同時に、生活の安定を図るということであります。 被爆47年、恐怖と不安で毎日闘っているわけでありますが、これらの人たちのご苦労に対しまして当議会におきましても被爆者援護法を早期に制定していただくよう請願の内容を採択していただいて、ぜひ意見書の提出をお願いしたいわけであります。 以上、説明を終わります。
○議長(鳥海努君) 以上で紹介議員の説明を終わります。
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△次会日程の報告
○議長(鳥海努君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。議案調査等のため、明3月5日を休会といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(鳥海努君) ご異議なしと認めます。 したがって、3月5日を休会とすることに決しました。 3月6日は午前9時から本会議を開き、施政並びに予算編成方針に対する質疑及び議案、請願に対する質疑、委員会付託を行います。定刻までにご参集くださるようお願いいたします。
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△散会の宣告
○議長(鳥海努君) 本日はこれにて散会いたします。 大変ご苦労さまでした。
△散会 午後4時14分...